今回は朝食やおやつの定番、ホットケーキがテーマ。ふわふわの生地は大人も子どもも大好きですよね。大人も上手に焼けるコツをチェックしながら、挑戦してみてください。
いつも大人が作るホットケーキ。最初から最後まで子ども一人で作ってみてはどうでしょうか?もちろん火を使うところは特に気をつけて(大人がそばについていてあげましょう)。いつも食べているメニューを一人で作れたら、大きな自信になること間違いなしです。そして、じつはホットケーキのふわふわの生地は、化学反応を利用したものなのです。
所要時間:30分 予算の目安:100円 レベル:☆☆☆
※火を使用します。包丁、電子レンジは使用しません
ホットケーキミックス・・・150g
卵(Mサイズ)・・・1個
牛乳・・・100ml
*鉄製のフライパンの場合はサラダ油が必要
ボウル、 泡立て器、 フライパン、 さいばし、 ぬらしたふきん、 おたま、 フライ返し
1 ボウルに卵を割り、泡立て器でかき混ぜます。牛乳を加え、さらにかき混ぜます。
2 1にホットケーキミックスを加え、まわりについた粉も混ぜ込むように、20回くらいざっくりまぜます。
【注意】
・とろろくらいのやわらかさにします。固く感じたら牛乳を加えて調整して。
・まぜすぎるとふんわりしなくなるので注意!
3 フライパンを中火であたため、さいばしの先に水をつけ、フライパンに水滴をつけジューっというまで熱する。
*鉄製のフライパンを使うときはサラダ油をうすくしきます。
4 一度フライパンを火から外し、濡れふきんの上に置いて、冷まします。
5 火を弱火にし、フライパンをおきます。ホットケーキのたねをおたま一杯分すくいとり、高いところから落とすようにいれます。
☆ここでのポイント!☆
・高いところから1点におちるようにすると、きれいな円になります。
6 3分くらいして、ふつふつ泡がでてきたら、フライ返しで一気にひっくり返します。
7 さらに2分程焼き、きれいな焼き色がついたら完成!
もう一度中火で熱し直し、3~7を繰り返して、残りのたねを焼きましょう。
ホットケーキがふんわり焼けていく様子はわくわくしますよね。このふくらむのは、ホットケーキミックスにあるものが入っているからです。あるものが何かわかりますか?
答えはベーキングパウダー。ベーキングパウダーの主成分は、重曹、つまり炭酸水素ナトリウムです。炭酸水素ナトリウムを加熱すると化学反応が起き、二酸化炭素(炭酸ガス)と炭酸ナトリウムと水ができます。この炭酸ガスの泡によってホットケーキができるのです。(ちなみに、これは中学で習う内容になります)
ホットケーキができたら、vol.1で紹介したバターをのせるとさらに盛り上がりますよ♪ また、次のようなアレンジも楽しんでみてはいかがでしょうか。
ホットケーキが作れるようになると、自分で朝食が用意できるようになります。火の扱いには十分に気をつけながら、この夏はホットケーキマスター目指して頑張ってもらいましょう。
1)身だしなみを整えよう!
□エプロンをして、手を洗ったかな?
□上着のそではまくっているかな?
□髪が長い場合は結んでいるかな?バンダナを巻くのもおすすめ
□調理台やテーブルの高さはちょうどいいかな?(合わないときは踏み台を)
2)料理の前に必ず準備を
□使う道具を全部だそう
□材料は用意できたかな?分量も先にはかっておこう!
3)火、包丁、電子レンジをつかうときは、大人もいっしょに
料理はおもわぬケガ、事故につながることがあります。大人といっしょにくれぐれも注意して行いましょう
4)片づけまでしっかりと!
□使った道具や食器は片づけよう
□キッチンのまわりやテーブルの上もきれいにふいて、きちんと片づけたかな?
□ごみも分別してきちんと捨てたかな?
動画出演:パックン 動画制作:モバーシャル ヘアメイク:河岡芳枝 レシピ開発:クックパッド編集部 TEXT:松崎祐子
撮影協力:ダイソー(商品:ボウル、泡立て器、さいばし、ふきん、おたま、フライ返し *店舗によっては取り扱いのない店舗がございます。ご了承ください)