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子どもから大人まで大人気のカレー。特に、夏の暑い時期には外せませんね。ただ、カレーは好きなんだけど、辛いのはちょっと苦手…という方も少なくないはず。甘口党の人にもオススメなのが、「ネパールカレー」なのです。
カレーというと、その名からも連想されるように「辛い!」といったイメージがつきものです。テレビや雑誌で見かけるカレーも、「激辛」「辛さ○倍」といった表現で紹介されることが多いですね。けれど、カレーは辛いものばかりではありません。むしろ、カレーに辛さを求めなきゃいけないの?…というアンチ辛口派の人や、甘口カレーが好きな人、辛いのは苦手といった人もたくさんいることでしょう。
そんな方にも試していただきたいのが「ネパールカレー」です。ネパールはインドと中国に隣接する南アジアの国。カレーには、クミン・ターメリック・コリアンダー・メティなど数種のスパイスを使うものの、トウガラシはほとんど使わず、辛さよりもスパイスの香りを楽しむといった特徴があります。いわゆるタイカレーやインドカレーのように激辛なものは少なく、スパイスと具材の旨味をしっかりと感じられるものです。
ネパールの料理には、普段のおかずにもカレー味が多いそう。中でも、チキンカレーはネパール料理の基本と言われています。また、にんにくや玉ねぎ、トマトを多用する点も特徴的だということです。
基本を押さえたら、トッピングを増やして、アレンジしよう!!
お豆は、野菜中心の食生活が多いネパールでは重要なたんぱく源とされているそう。トッピングに加えて、より本場感を味わっちゃいましょう。
チキンカレーをベースに野菜をたっぷり加えたカレーは、ネパールでは日本の肉じゃがにあたるような家庭料理の代表選手だそう。今の時期なら夏野菜でさらにアレンジしてもいいかもですね。
いかがでしたか?スパイスから作る本格派だけど、辛くない…真相は作って食べてみなければわからないでしょう。「ネパール カレー」検索で他のレシピも是非チェックしてみて、ご検討くださいー!!(TEXT:中本タカシ/ライツ)
参考資料:『ネパール家庭料理入門』(農文協)
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