自由研究第7弾は、小さい子から大人まで、みんな大好きな甘くておいしいバナナがテーマ。今回はこのフルーツを使って3つの実験に挑戦します!
子供も大人も大好きなバナナ。でも意外に知らないこともたくさん!今回はバナナの生態を探りながら、おいしいバナナプリンもつくっちゃいます。
では、質問です。
1.バナナは、どこで育つものかご存じですか?
2.バナナの種はいったいどこにあるかわかる?
さあ、その答えは動画の中に!知っているようで知らないことがたくさんあるバナナを用意してさっそく実験を始めましょう♪
所要時間:70分 予算:200円 レベル:☆☆
※電子レンジを使用します。包丁や火は使いません
バナナ・・・1本
シャーペン
1 シャープペンシルの芯を出さずに、ペン先でバナナに傷をつけるように絵を描きます。
2 半日以上、おきます。すると・・・
3 絵が浮かび上がります!
バナナをおいておくと、皮の表面に黒いぽつぽつが出てきますよね。これはシュガースポットと呼ばれ、熟成が進んだ証拠です。
皮に傷をつけるとその部分に人工的にシュガースポットを出現させることができるというわけなのです。
1 バナナを切ったあと、レモンの絞り汁をかけます。
2 しばらく放置します。
3 見てみると、色が変わっていない!
バナナを切ったあと、何もしないものと比べてみましょう。こちらはしばらく置くと色が茶色く変化します。
さらに、薄切りに食塩水や砂糖水をかけたものもしばらくおくとどうなるのか、観察してみてください。
バナナをむいてしばらく置くと黒くなってしまうのは、バナナに含まれるポリフェノール類と酵素が空気中の酸素と反応してしまうから。 レモン汁や食塩水、砂糖水をかけることでこの酸化を防ぐため、バナナが茶色くならないのです。
今度はほぼバナナと牛乳だけで、プリンを作ります。Vol.9で作ったグミとは違い、固めるためのゼラチンを使わないのがポイントです♪
バナナ・・・大きめ2本(完熟したもの)
牛乳・・・200ml
レモン汁・・・小さじ1/2
<飾り用>
バナナ・・・スライスしたもの6枚
チョコシロップ・・・適量
耐熱の皿、ボウル、泡立て器、スプーン
1 皮をむいたバナナを電子レンジ500Wで2分(600Wは1分40秒)加熱します。レンジから取り出します。
【注意】
取り出すときは熱いので、大人がするようにしましょう。
2 ボウルにバナナを入れ、レモン汁をかけます。
3 泡立て器でよくつぶします。牛乳をいれて混ぜます。
4 スプーンですくって、器に入れます。
5 冷蔵庫で1時間以上冷やし固めたら完成! バナナのスライスやチョコシロップで飾ります。
冷やして固めるタイプのプリンの場合、ゼラチンを使うのが一般的です。今回ゼラチンなしで固まったのは、バナナに含まれるバナナの食物繊維「ペクチン」という成分のおかげ。ペクチンが牛乳の「カルシウム」という成分が混ざることで反応して、固まる作用が起こるのです。
いかがでしたか。いつものバナナの意外な顔が見られたのではないでしょうか。実験したあとはおいしく食べてくださいね!
ちなみに、こんな実験も♪ ぜひ試してみてくださいね。
1)身だしなみを整えよう!
□エプロンをして、手を洗ったかな?
□上着のそではまくっているかな?
□髪が長い場合は結んでいるかな?バンダナを巻くのもおすすめ
□調理台やテーブルの高さはちょうどいいかな?(合わないときは踏み台を)
2)料理の前に必ず準備を
□使う道具を全部だそう
□材料は用意できたかな?分量も先にはかっておこう!
3)火、包丁、電子レンジをつかうときは、大人もいっしょに
料理はおもわぬケガ、事故につながることがあります。大人といっしょにくれぐれも注意して行いましょう
4)片づけまでしっかりと!
□使った道具や食器は片づけよう
□キッチンのまわりやテーブルの上もきれいにふいて、きちんと片づけたかな?
□ごみも分別してきちんと捨てたかな?
動画出演:パックン 動画制作:モバーシャル ヘアメイク:河岡芳枝 レシピ開発:クックパッド編集部 TEXT:松崎祐子
撮影協力:ダイソー(商品:泡立て器 *店舗によっては取り扱いのない店舗がございます。ご了承ください)