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5月18日放映の「秘密のケンミンSHOW」は、兵庫県の特集でした。兵庫ケンミン熱愛のグルメと言えば、新春4時間スペシャルで紹介されたゴージャスな「ビフカツ」で、他のケンミンを驚かせたことは記憶に新しいところですが、今回登場したのは港町のハイブリットフード。安くてうまいグルメとは、どんなものか?さっそくチェックしてみて。
今回フィーチャーされたのは、兵庫ケンミン熱愛の「そばめし」。そばめしと言えば、2001年関東でも一大ブームが巻き起こり、冷凍食品も次々とリリースされたグルメ。人気のピークを過ぎた後は、全国的には忘れられた存在となっていましたが、実は兵庫県ではその人気は健在!現在でも、神戸市内の300軒以上で提供されていて、ご当地グルメとして確固たる地位を築いているのです。
そばめしは、昭和30年代に生まれた神戸市長田区発祥のローカルフードで、粉もん屋さんの1メニューとして提供しているグルメ。簡単に作り方を説明すると…
まず焼きそば用の麺とごはんを同じ量スタンバイ。鉄板の上で麺を短く切り、そこに味の要であるぼっかけ、天かす、かつお節をイン。さらに粗めに切ったキャベツを加え、ウスターソースと甘めのトンカツソースをWで投入。全体によく味を絡ませたら出来上がり~!
ぼっかけとは、牛すじとこんにゃくを甘辛く煮込んだもの。そばめしをグレードアップさせるのに欠かせない、マスト食材なんだとか。この完成したそばめしに、「どろソース」をかけるのがツウの食べ方。どろソースとは、ウスターソースを作る際にできた沈殿部分。スパイシーな辛さと味の深みがあるため、かけすぎには注意が必要なのだとか。
ハフハフ食べるそばめしは本当に美味しそう!週末のお昼ごはんや、家飲みのお供にもピッタリですね~。クックパッドにもそばめしのレシピが!いくつかピックアップしてみました。
いかがでしたか?元々は忙しい労働者のために、焼きそばとごはんを一緒に食べられるようにと考え出されたというそばめし。焼きそばとごはんが一緒に食べられるというのは、本当に便利。どちらも食べたいという欲張りな願望をかなえてくれる、ボリューム満点のそばめし。ぜひ作ってみてください。(TEXT:森智子)
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