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V6のいのっちこと井ノ原快彦さん、有働アナウンサーらが、社会問題から生活実用情報まで、毎日ピックアップする「あさイチ」(NHK)。主婦の皆さんが一番気になるあさイチのテーマをクックパッドがレポートします。
毎日の料理に欠かせない調味料と言えば、塩。何気なくつかっている人も多いと思いますが、実はひと手間でプロの味が出せてしまう優れものなんです。今回は、そんな「塩」にフィーチャーしてみました。
8月2日放映の「あさイチ」(NHK)は、生活に役立つ「スゴ技と知恵」をクイズ形式で紹介する「スゴ技Q」の特集でした。テーマは「塩」。今回は、和食の達人に教わったオススメの「塩使い」をお届け♪
和食で塩を使う料理としてパッと思いつくのが「浅漬け」。野菜に塩をまぶすだけとはいえ、意外に難しいのが塩加減です。
そこで登場したのが、日本料理の達人野永喜三夫さん。野永さんが教えてくれた技を使えば、簡単に美味しい浅漬けができてしまうんです。
ポイントは、塩を水に溶かして使うこと!これは「水塩」と呼ばれ、江戸時代からある日本料理の伝統的な調理法。普通に炒った塩をまぶすより、水塩につけるほうがまんべんなく塩がいきわたり、野菜の甘さが引き立つというからビックリですね。
今回は「きゅうりの塩もみ」の作り方をご紹介します!
まずはあさイチ版「水塩」の作り方から。分量は水500mlあたり、塩を25g。これを鍋に入れてひと煮たちさせます。濃度は海水より少し濃い5%にするのがコツ。火を入れると雑味がなくなり、まろやかになるのだとか。冷めたら、保存容器に入れて保存を。冷蔵庫で1〜2週間持つそうです。
さあどんどんいきますよ。きゅうりを1mmの輪切りにしたら、この水塩に漬けます。きゅうり80gにつき、水塩は大さじ1。1分間軽く混ぜたら、袋を丸めて空気を抜き、口を閉じて冷蔵庫へ。冷蔵庫に入れるときは、きゅうり全体が水塩に漬かるように、平らにならして置いておくのがポイントです。即席で食べるなら2時間、オススメは半日ぐらい。
これは手軽で美味しそうですね。サッパリした食べ心地は、暑い夏にピッタリ!せっかくなのでクックパッドにも水塩を使ったレシピがないか、探してみましたよ。
いかがでしたか?水塩は、炒め物に使ってもいいそうですよ。脱水や熱中症予防にピッタリな塩。適量を摂取して、元気に夏を乗り越えましょう。(TEXT:森智子)
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