日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
夏にクックパッドニュースでたくさんご紹介したカレー。子どもから大人まで大人気のメニューですから、食欲の秋から冬にかけてもドシドシ紹介していきます!今回は、今ちょっと注目が集まっていると噂の「プーパッポンカレー」。果たして、どんなカレーなのでしょうか?
「プーパッポンカレー」とは、簡単に言えばカニと卵をカレー粉で炒めたカレーのこと。近年流行中で、クックパッドニュースでも取り上げた「マッサマンカレー」も扱う、美味しいレトルトカレーを多数揃える「無印良品」からも「プーパッポンカレー」が最近リリースされたとあって、注目を浴びているのです。
タイ発祥で、首都バンコクの高級中華料理店で上海がにを使って作ったのが始まりだとか。「プー」とはカニ、「パット」は炒める、「ポンカレー」はカレー粉をそれぞれ意味し、本場ではカレーというよりは炒めものとしての意味合いが強いようです。調理も、カニをカレー粉、チリオイル、スパイス、ミルクなどで炒め煮して、最後に溶き卵を入れてフワフワに仕上がったら完成!というように簡単で、タイでは屋台料理として人気だとか。卵を使うので辛味もまろやかに調節できて、辛いカレーが苦手な人にもオススメです。
かにのむき身やかに缶を使うとなるとちょっと高くついてしまいますよね。そこでオススメなのが、「かにかま」と「えび」を使って作る“なんちゃって”プーパッポンカレーです。
いかがですか?見た目からして、ご飯に合うこと間違いなしな感じがしますね。大きな鍋を使うことなく、フライパンでも簡単に作ることができるので、さっそく今晩にでもぜひ試してみてくださいね。(TEXT:中本タカシ/ライツ)
参考資料:
『タイの屋台ご飯』(ピエ・ブックス)
『旬の素材でタイ料理』(文化出版局)
日本ナンバーワンのレシピサイト「クックパッド」のオウンドメディアであるクックパッドニュースでは、毎日の料理にワクワクできるような情報を発信しています。季節にあわせた人気レシピの紹介のほか、定番メニューのアレンジ、意外と知らない料理の裏ワザもお届けしています。