10月19日放映の「秘密のケンミンショー」(日本テレビ系)は、「祝10周年!全てのケンミンに感謝を込めて!カミングアウトが止まりませんSP!」でした。3週連続で放映されたSPの最後にあたる今回フィーチャーされたのは、日本3大うどんと呼ばれるあのうどんのひとつ!さっそくチェックしてみて。
ケンミンショーではこれまでも、隠れたうどん王国である福岡県、埼玉県をはじめ、全国各地のうどんカルチャーの秘密を暴いてきましたが、忘れてはならないうどん処をスルーしていたのだとか。
それは群馬県。群馬県の「水沢うどん」は、香川県の「讃岐うどん」、秋田県の「稲庭うどん」と並ぶ日本の3大うどん。実は群馬県は、この「水沢うどん」はもちろんのこと、驚くほどの豊富なバリエーションを誇るうどん王国。同じ県とはいえ、地域によって味や麺の種類がいろいろあってビックリしてしまうほど。それではさっそく、群馬ケンミン熱愛の豪華なうどんのラインナップをご覧あれ!
まずは日本3大うどんの一つ「水沢うどん」から。「水沢うどん」は、群馬県渋川市伊香保町の名物。最大の特徴は、コシの強さとツルツルとした喉ごし。シンプルな「ザルスタイル」で、舞茸の天ぷらと一緒に食べたり、ゴマだれにつけて食べるのがスタンダードなのだとか。
続いて桐生市で人気なのが、「ひもかわ」というきしめんのように幅広のうどん。薄くのばした麺生地を4cmぐらいの幅広にカットしたもので、幅が10cmオーバーの「ひもかわ」を提供している店もあるというからビックリですね!
群馬県のうどんはこれだけじゃないんです。「水沢うどん」「ひもかわ」はもちろん有名ですが、実は群馬県の家庭でよく食べられているうどんは、具沢山のけんちん汁タイプのつゆにつけて食べるうどん。
けんちん汁タイプのつゆは、大根、人参、ゴボウなどの根菜を顆粒だしを入れて煮込み、醤油や麺つゆで味付けしたもの。雰囲気としては、以前番組で群馬ケンミン熱愛フードとして紹介された「おっきりこみ」に似た感じです。具沢山のけんちん汁タイプのつゆにつけるというだけでも面白いですが、もっとユニークなのが「きんぴらごぼう」をトッピングして食べるところ!
スタジオで試食したMCのみのもんたさんやその他のケンミンスターも、「きんぴらを入れるとさらに汁がうまくなる」「きんぴら入れたほうが好き」と大絶賛でしたよ。
クックパッドでさっそくレシピを検索してみると、残念ながら群馬ケンミンの家庭で食べられているけんちん汁+きんぴらトッピングというスタイルのレシピは発見できませんでしたが、要は「うどん」と「きんぴら」を別々に作ってカスタマイズすればOK♪というわけで、さっそく「うどん」と「きんぴら」のレシピをご紹介しましょう!
シャキシャキの「きんぴら」と、けんちん汁のたれにつけた「うどん」の組み合わせは絶妙ですね!しっかり噛んで食べるので、満腹感もバッチリ!これは群馬ケンミンならずとも、何杯でもお代わりしたくなる美味しさ。さっそく作ってみてはいかが?(TEXT:森智子)