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バター餅って、知っていますか?実は、秋田にもハワイにも名物としてあるのです。でも、その2つはまったく別物なんです!あなたはどちらが好みですか?
「バター餅」—その名の通り、バターを使ったお餅のことを指すのでしょうか?秋田とハワイ、全く共通点のない2つの地域に伝わる名物お菓子、さっそくチェックしてみましょう。
秋田のバター餅は、できたてのお餅に砂糖・塩・卵黄・バターをしっかり混ぜ込み、仕上げに片栗粉を表面につけてスベスベの状態にしたところで一口大に成型して完成します。モチモチ食感でほんのり甘く、バターの香りが豊かなお餅になるそう。古くはマタギが山で狩りをする時に、バター餅は冷えても固くならず腹持ちも良いことから携行食として重宝されていました。そこから少しずつ一般にも広まっていたったのだとか。
ハワイのバター餅は、もち粉と砂糖・卵・バター・ベーキングパウダー・ココナッツミルクなどを混ぜ、パウンドケーキ型に入れてオーブンで焼いて作ります。中はモチモチ、外はサクッとした食感が持ち味の1品です。このハワイアンバター餅はレストラン等ではほとんどメニューとして扱っておらず、ハワイの家庭で作るお菓子・ママの味としてポピュラーなのだとか。大ブーム中のパンケーキのルーツも実はココにあったりするのかもしれませんね。
いかがでしたか?共に「バター餅」を名乗っているものの、作り方から見た目までまるで違いますね。ぜひ両方作って、食べ比べしてみてくださいね。(TEXT:中本タカシ/ライツ)
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