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食欲の秋というだけあって、旬の野菜や果物、新米がおいしく感じて、モリモリ食べてしまいますね。おかずをいっぱい食べてごはんが残ってしまったときや子供が少し残した分で、秋にぴったりな「みたらし団子」にリメイクしちゃいませんか?
ちなみに、「みたらし団子」の諸説はいろいろあるのですが、ひとつには京都の下賀茂神社にある“御手洗池”からきているといわれています。実は“みたらし”を漢字にすると、“御手洗”と書くのです。その昔、御手洗池は地中からぶくぶくと泡が湧き出すほど水量が豊富だったそうで、その泡をモデルとして作られたのが「みたらし団子」なのだとか。
下賀茂神社では毎年7月の土用の丑の日前後に足を清めて無病息災を願う神事「みたらし祭り」が行われ、神前へ「みたらし団子」が供えられていました。そのお下がりを家に持ち帰り、醤油をつけて焼いて食べていたことに由来するよう。味付けも昔は醤油でしたが、子供も食べやすいようにと砂糖を加えたのが現在の「みたらし団子」の味となったようです。
出来立てのみたらし団子と温かいお茶で、秋の夜長もいっそう素敵に過ごせますよ。さっそく試してみてください!(TEXT:小河原幸恵/ライツ)
参考図書:
『東海道新幹線 各駅停車の旅 』(ウェッジ)甲斐みのり 著
『地図・地名からよくわかる! 京都謎解き街歩き 』(実業之日本社)浅井建爾 著
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