日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
作りおきレシピや常備菜のアレンジ方法など、毎日のごはんに役立つアイデアを、クックパッドでも人気の料理研究家・鈴木美鈴さんが教えてくれます。素材の味を大切にした心と身体にやさしい作りおき常備菜で、日々の料理をラクして楽しみましょう。
子供にとっては楽しい夏休み。でも、お母さんは毎日毎日、「お昼ごはんどうしよう…」と頭を悩ませる日々ではありませんか?数日ならともかく、1カ月以上も続くとなると、メニューを考えるのもひと苦労ですよね。そこで今回は、「豚肉炒めの作りおき」を活用した栄養満点&時短お昼ごはんをご紹介したいと思います。
最初に作りおきするのは、豚こま肉を使った「豚肉おかずの素」です。これは豚こま肉と玉ねぎを炒めて甘辛いタレを絡ませたもの。作者の鈴木美鈴さんによると、「シンプルな味付けなので、どんな料理にもアレンジが自由自在」という万能なおかずなのです。
作り方のポイントを鈴木さんに聞きました。「豚こま切れ肉をやわらかく仕上げるコツは、お酒に揉み込み、フライパンになるべく広げながら入れること。くっついたままだと縮まった状態で熱が通り、固くなるので注意してくださいね」。この「豚肉おかずの素」を冷蔵庫または冷凍庫で保存しておけば、さまざまな料理にアレンジができます。さっそくレシピを紹介していきましょう!
「豚肉おかずの素」と温泉卵を、アツアツの白いご飯にのせるだけ。牛丼ならぬ、豚丼があっという間に出来上がり!「温泉卵の代わりに、生卵や目玉焼きをのせても、おいしくいただけますよ」と鈴木さん。
冷たい麺類がおいしい季節ですが、麺だけだと少し物足りないもの。このレシピは肉と野菜がバランスよくのっていて栄養満点!食べ盛りの男の子でも満足してくれそう。鈴木さんによると、「レシピではゆでうどんを使用しましたが、そうめんやゆでそばで代用するのもおすすめ」とのことです。
お好み焼きの生地を作り、フライパンで焼くときに「豚肉おかずの素」をトッピングします。ふっくらと焼き上げるには、最初に空気を入れるようにふんわりと混ぜるのがポイント。「スキレットで焼くと、そのままアツアツを食卓に出すことができますよ」と鈴木さん。スキレットなら見た目もお洒落だし、洗い物も少なくなり楽チンですね。
いかがでしたか?麺類からご飯ものまでアレンジの幅が広いので、毎日続いても飽きずに食べられそう。豚こま肉は比較的低価格なのも嬉しいですね。夏休みも折り返し地点。作りおきを上手に活用して、お昼ごはん問題を乗り切りましょう!(TETX:妹尾香雪)
保存状況により、保存期間は異なりますので、なるべく早く食べきりましょう。
料理研究家。トータルフードコーディネーター。クックパッド公式レシピエール。作りおき・お弁当を得意とし、素材の味を大切に心と身体にやさしい家庭料理を考案、発信している。ウェブ・雑誌・企業へのレシピ掲載をはじめ、数々の料理コンテストにて受賞歴あり。著書に『盛るだけ つめるだけ 毎日かんたん 作りおき おかず』(オーバーラップ)。クックパッドにも絶賛投稿中♪>>>鈴木美鈴さんのキッチン
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