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「骨粗鬆症」なんていう言葉を聞くと、高齢者の病気と思いがちですね。でも不規則な生活習慣が続いたり無理なダイエットをすると、気がつかないうちに骨密度がダウン。骨粗鬆症になるリスクもどんどん高まります。今のうちからカルシウムを意識した食事にシフトチェンジしてみませんか。
骨の材料になるカルシウムは、牛乳や乳製品をはじめ、小魚や大豆製品にも含まれています。 またビタミンDもあわせてとると、カルシウムの吸収が高まります。魚介類や干ししいたけなども献立にとり入れてみましょう。
大豆が原料の厚揚げにはカルシウムがたっぷり含まれています。ガーリック風味にすれば、香ばしいおかずに仕上がります。
小松菜をはじめとする青菜類にはカルシウムが含まれているのでおすすめです。吸収されたカルシウムを骨にとり込むためにはビタミンKもあわせてとると、さらに◎。ほうれん草、小松菜のような青菜類を、ぜひおかずに。
干ししいたけに含まれているビタミンDには、カルシウムの吸収を助ける働きがあります。きくらげを加えると、さらにビタミンDがアップ。コリコリした独特の食感も楽しめるスープです。
ちなみに骨密度は20代がピークで、年齢を重ねるごとに低下します。特に女性は更年期以降に女性ホルモンが減ると骨密度も下がるので、毎日コツコツとり続けてみませんか。 (TEXT:富田チヤコ)
※参考資料:「からだにおいしいキッチン栄養学」(高橋書店)
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