日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
空気が乾燥する季節になると、気になるのが肌の乾燥です。カサカサ肌を防ぐためにスキンケアが気になる人も多いと思いますが、栄養そのものが不足すると肌が乾燥することをご存じですか? 栄養不足になると、ターンオーバーと呼ばれる肌の新陳代謝のスピードも遅くなり、肌の細胞が水分そのものをキープする力が低下することもあります。 美肌への第一歩は、バランスのいい食事をとることです。
肌の代謝を促すためには、まず肌の細胞のもとになるたんぱく質をしっかりとること。そして皮膚を健康にする働きのあるビタミンAや、肌のハリにもかかわるビタミンC、さらに血行をよくするビタミンEが含まれている食材をとりましょう。 もちろん体を温めることで血行もよくなります。肌のすみずみにまでしっかり栄養が行き届くように、これからの時期は温かい食事をとることもおすすめです。
冬の鍋料理などに欠かせないたらには、たんぱく質がたっぷり。みぞれ煮にすれば、大根に入っているビタミンCなども丸ごと食べられます。
ほろ苦い味わいの春菊にはビタミンA、ごまにはビタミンEが含まれています。ナムルのようにごま油などと合わせてとると、ビタミンの吸収率も高まります。
さつまいもに含まれているビタミンCは、いも類の中でもトップクラス。しかも熱に強く、壊れにくいものです。焼きいものようなおやつばかり考えがちですが、味噌汁に入れるのも◎。
ちなみに、ダイエット中の人はどうしても油をとるのを避けてしまいがちですが、あまりにも少ないと、肌の乾燥が進むので要注意! まずは身も心もポカポカと温まるような夕食で、肌の乾燥を防ぐことから始めませんか?
※参考文献:「知っておきたい栄養学」(学研プラス)
フードライター&コピーライター、管理栄養士
雑誌やWEBなどで、「健康」「食」に関する取材記事やコラムなどを執筆。 わかりやすく、食の楽しさを伝えます。
日本ナンバーワンのレシピサイト「クックパッド」のオウンドメディアであるクックパッドニュースでは、毎日の料理にワクワクできるような情報を発信しています。季節にあわせた人気レシピの紹介のほか、定番メニューのアレンジ、意外と知らない料理の裏ワザもお届けしています。