「土鍋」でごはんを炊いたことはありますか? おいしさアップにはちょっとしたコツがあるんです! 今回は、料理道具、うつわ、カトラリーなど、“料理が楽しくなるモノ”が買えるマルシェアプリ『Komerco -コメルコ-』編集部に、土鍋でごはんをおいしく炊く方法を教えてもらいました。土鍋ごはん経験者も未経験者も必見ですよ♪
こんにちは、Komerco編集部です。
「土鍋で炊くごはんはおいしい」。これはよく耳にする言葉ですが、ちょっと面倒そうだし、炊飯器でも十分おいしいし、と“土鍋ごはん”をつい敬遠しがちな方もいるのでは?
でも、土鍋を使うと、ごはんがふっくら炊けて本当においしいんです。しかも、実はとっても簡単! 土鍋のまま食卓にのせれば、なんてことないおかずの日でもテンションが上がります。
そこで今回は、土鍋でごはんをおいしく炊くコツをご紹介♪ 土鍋は持っているけど棚の奥にしまい込んでるという方も、まだ土鍋デビューしていないという方も、おいしい土鍋ごはんの世界を一緒に覗いてみましょう。
さて、まずはお米を研ぎますが、コツは素早く洗うことです。1回目は、軽く1〜2回かき混ぜたらすぐに水を切ってOK。2〜4回目は、軽く10回程度かきまぜるくらいを目安に洗います。
洗米したら、30分ほど浸水させましょう。無洗米の場合は60分が目安です。お米を水に浸漬させることで、土鍋での炊飯時間が短縮できるんです。
30分後、お米をザルに上げて水を切ったら、いよいよ土鍋の登場! お米を土鍋に入れたら、1合に対して180ミリリットルの水を加えます。これで、おいしいごはんの下準備が整いました。
土鍋の蓋を締めたら、コンロにセット。まずは強火からスタートします。蓋の隙間から湯気が立つまでは、ずっと強火を守ることが大切。
湯気が出始めたら火を弱めて、そこから2分カウントします。2分経ったら火を止め、20分放置して蒸らせばもう炊きあがり♪
驚くほど簡単に炊けますが、最後にもうひとワザ。
蒸らし終えたら、鍋底から空気を入れるように、軽くかき混ぜて余分な水分を飛ばします。これでおいしいごはんの完成!
しゃもじでさっくりとかき混ぜると、いい香りとともにおこげが顔をのぞかせます。
土鍋ごとテーブルに運べば、食卓も華やぎますね。土鍋は保温効果も高いので、おかわりも温かいままです。
今回調理に使ったカモシカ道具店の「ごはんの鍋 1合」は、小ぶりなので炊いたごはんを土鍋ごと冷蔵庫で保存し、そのままレンジにもかけられる上に、片づけも食器用洗剤で洗って乾かすだけ。使い勝手の良い土鍋なら、登場回数も増えそうです。
新米を味わえる年末までの時期、ぜひ土鍋ごはんに挑戦してみてはいかがでしょうか?