日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
デスクワークのように長時間同じ姿勢のままでいると、肩の筋肉がこわばってきて、肩がこったと感じることはありませんか。肩こりの原因は血行不良です。同じ姿勢をずっと続けていると、肩の筋肉が緊張して、疲労物質である乳酸がたまります。また、かたくなった筋肉が血管を圧迫するため、血行も悪くなります。こうした一連の流れが肩こりにつながるのです。
たまった乳酸をとり除くためには、血液の流れをよくするビタミンEが欠かせません。またビタミンB1やクエン酸には、原因物質である乳酸の分解を早める働きがあります。こうしたビタミンが入った食べ物を組み合わせて食べることで、気になる症状を改善することができます。
さまざまな食材を使った具だくさんスープは、食べるだけで体が温まります。特にチゲ風スープに欠かせないキムチ。辛み成分のカプサイシンには、血行を促す効果があります。こちらのレシピにはビタミンB1が豊富な豚肉なども入っています。
ビタミンEが多く含まれているかぼちゃと、ビタミンCがたっぷりのレモンを組み合わせたのが、こちらのレシピです。サラダやあえ物に柑橘類をとり入れると、ビタミンCを手軽にとることができます。
血行促進効果のある松の実にはビタミンEが含まれています。サラダのトッピングなどにこうしたナッツ類を使うと、無理なく食べることができます。
体を内側から温める献立は、血行もよくなるので肩こりの解消につながります。さらに肩こりをやわらげるには、ストレッチで緊張をほぐしたり、温かいお風呂に入るのもおすすめです。
フードライター&コピーライター、管理栄養士
雑誌やWEBなどで、「健康」「食」に関する取材記事やコラムなどを執筆。 わかりやすく、食の楽しさを伝えます。
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