地域に伝わる郷土料理や特産品をつかった美味しいレシピを、自治体が運営するクックパッド公式キッチンがリレー形式でご紹介。第22回目は北海道の公式キッチンから。 日本各地の味わいをご家庭の食卓でぜひお試しあれ♪
以前、「ジンギスカン鍋」をご紹介しましたが、今回はどさんこの昔ながらの定番おやつ「イモ団子」をご紹介します。
じゃがいもと言えば、北海道を連想する方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。道内各地でたくさんのじゃがいもが生産されているため、「じゃがバター」や「揚げイモ」など、そのままの味を楽しむ主役の食材として利用されています。
材料はじゃがいもだけで作れる「イモ団子」は、たくさん作って冷凍することもできるので、必要なときに冷凍庫からパッと取り出して焼くだけで満足感のあるおやつになり、北海道の家庭で昔から食べられてきました。
今回ご紹介したレシピは、茹でたじゃがいもを潰して、片栗粉を混ぜて焼くシンプルな「イモ団子」に、甘じょっぱい醤油あんをかける代表的なものです。内側はもちもち、外側はカリッとした食感が楽しめます。おやつとして食べられるのが一般的ですが、手軽に食べられ腹持ちもするので、朝ごはんの代わりにもなりますよ。
子どもの頃は、おばあちゃんの家で食べるイメージでしたが、最近は観光地のファストフードや、居酒屋でも提供され、どさんこや観光に来られたお客様にも大人気です。
観光地では、じゃがいもをカボチャに変えて作った「カボチャ団子」と一緒に、2色で提供されているのをよく見かけます。
また、レシピではメークインとなっていますが、北海道産の他の品種のじゃがいもでも美味しく作ることができます。ピンク色のノーザンルビーや、紫色のシャドークイーン、黄色のインカのめざめなど、色々なじゃがいもで試してみても面白いかもしれません。手軽に作れるので、ぜひ試してみてくださいね!