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フランスの朝食といえば、クロワッサンとカフェオレを優雅に食べている様子をイメージしますが、誰もがそんな朝食だと思ったら大間違い!グルメの国フランスでは、いったいどんなものを食べているのでしょうか?
フランスはパンが主食の国。街を歩けばいたるところにパン屋さんがあり、焼きたてのパンを買い求める人でにぎわっています。朝食の定番はやっぱりクロワッサン!と思いきや、じつはそうではなく、外はバリッと硬く、中はふんわりした、日本でもおなじみのバゲット。小麦粉、水、塩、イーストのみで作られるため、毎日食べるのにぴったりのようです。一般的な家庭では、フランスパンにバターとジャムを塗ったタルティーヌとコーヒーやカフェオレでささっと簡単にすませることが多いとか。なかにはビスケットだけという人もいるようで、思ったよりもシンプルです。
時間がたってカチカチになったバゲットを利用したのが、パン・ペルデュというメニュー。日本でも大人気のフレンチトーストです。パン・ペルデュには「失われたパン」という意味があるそうで、もともとは家庭で残ったバゲットのアレンジレシピですが、今やパリのカフェやホテルでもスイーツメニューの一つとして人気があるようです。
「では、フランスへ行っても、クロワッサンとカフェオレの朝食を食べることはできないの?」いえいえ、街のカフェに行き、朝食(プチ・デジュネ)のセットを頼めば、そんな理想の朝食を食べることができます。平日は手早くすませるのが基本のフランス人も、休日は近所のパン屋さんで焼きたてのクロワッサンを買ったり、カフェに行ったりして、ゆっくりと朝食をとるようですよ。
(TEXT:川端浩湖)
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