日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
1週間後—。2回目の講座はグループ形式で行なわれました。
まずは、各グループで宿題をやってみた感想を話し合い。どんなレシピが投稿されているかのぞいてみると…。なんと!クックパッドニュースでも大人気だった「おにぎらず」レシピを投稿してくれた生徒が2人もいましたよ!
家族に料理を作ること自体が初めてという生徒も多かったようですが、レシピを投稿するところまでしっかりと宿題をまとめてきてくれました。
つづいて、今回の講義のメインテーマ「家庭の味を伝承するためにはどうすべきか?」という課題に入っていきました。
具体的に出された質問はこちら。
「(A)という状態になれば、私たちはおうちの料理を伝承できると考えます。 そのために(B)を実施するのが良いと思います!」
この(A)と(B)を考えていくという課題。ちょっと難しそうですが、中学生のみなさんはどんな答えを出すのでしょうか。
各グループ、アイデアをどんどん出し合いながら進めるディスカッションを開始。最初のうちはなかなか意見を出し合えないグループもありましたが、時間が経つにつれてどのグループも議論が白熱!短い時間の中で、すべてのグループが発表することができましたよ。みなさんのアイデアを一部紹介すると、
「子供と一緒に作る」ようになれば、私たちはお家の料理を伝承できると考えます。そのために「かわいいレシピを紹介」するのが良いと思います!
「他の家の料理も作っていく」ようにすれば、私たちはお家の料理を伝承できると考えます。そのために「中高生cookpadをつくる」のが良いと思います!
など、中学生ならではの豊かな意見が発表されました。
どのグループもすばらしい発表でしたが、審査員として品川女子学院の3名の先生方、クックパッドスタッフ2名によって最優秀賞が決定しました!そのアイデアがこちら。
「母の気持ちを知りたい」と思うようになれば私たちはお家の料理を伝承できると考えます。そのために「自分の家の家庭料理を入れたお弁当作りを手伝う」のが良いと思います!
お母さんがいつも作ってくれたあのおいしいお弁当のおかず。どうやって作るかはお母さんに聞くしかありませんよね。お母さんから作り方を学ぶのと同時に、お母さんがどんな気持ちでその料理を作っているのかを知ることで、自分も作れるようになり、また自分も誰かに作っていくことができる…。生徒のみなさんと家族の関係が目に浮かぶとても素敵なアイデアが最優秀賞に選ばれました。
実際に、お弁当の味を引き継いだこんなレシピを投稿してくれた生徒さんもいましたよ。
講義はここで終了。いつも何気なく食べている料理をレシピにすることから、毎日料理を作ってくれているお母さんの気持ちも学ぶことができたのではないでしょうか。
編集部は、生徒のみなさんが投稿したレシピを講義のあとにすべて見させてもらったのですが、どれもすばらしいレシピばかり!その一部をご紹介させていただきます。
すべてを紹介できないのがとても残念なのですが、どのレシピも家族に対する想いが詰まったものばかり。
「家族のための料理やレシピを投稿する経験を通し、家庭の料理の大切さを実感してくれたようです。ITツールをサクサク使いこなせる中学生ならではの新しいアイデアは本当に素晴らしい!今後も料理の素晴らしさを発信していってほしいですね。」と話す講師の中山。
私たちも積極的に家族とコミュニケーションをとって、わが家のおいしいレシピを伝えていきたいものですね。品川女子学院の生徒のみなさん、本当にありがとうございました。
日本ナンバーワンのレシピサイト「クックパッド」のオウンドメディアであるクックパッドニュースでは、毎日の料理にワクワクできるような情報を発信しています。季節にあわせた人気レシピの紹介のほか、定番メニューのアレンジ、意外と知らない料理の裏ワザもお届けしています。