1日のスタートは朝ごはんから。日本と同じように湿度の高い台湾には、ジメジメした天候に負けないよう朝食をしっかりとる文化があります。胃に優しいスープで1日のエネルギーをチャージしましょう。“料理が楽しくなるモノ”が買えるマルシェアプリ『Komerco -コメルコ-』編集部に、元気になれるアジアの朝食スープについて教えてもらいました。
こんにちは! Komerco編集部です。
季節の変わり目のこの時期。暑くなったり涼しくなったり、落差の激しい天候に体がついていかず、なんだか不調という人も多いのではないでしょうか? 涼しくなったと思ったらまた突然暑さが戻ってきたり、クーラーの設定温度が低いままで体を冷やしてしまったりして、朝起きても「なんだか疲れが取れない」と感じることもありますよね。
そんな時こそしっかりとりたいのが毎日の朝食です。温かいスープなら、起き抜けの頭もシャッキリと目覚めて、1日を元気にスタートできます。冷房で冷えた体も芯から温まって代謝がアップしますよ。
日本と同じように湿気の多いアジアの国々にも、1日を元気に乗り切る食の知恵がたくさんあります。疲れた体に染み渡って朝から活力が湧く、アジアのスープをご紹介します。
台湾で最もおなじみの朝ごはんといえば、豆乳スープ「豆漿(トウジャン)」。朝食を外で食べる習慣がある台湾では、街のいたるところに豆漿専門店があります。人気店では早朝から大行列ができるほど。それほど地元の人に愛されているソウルフードなんです。
そして「豆漿(トウジャン)」の特徴はなんといっても「酢」。具だくさんの豆乳スープに酢を加えると、おぼろ状に固まるんです!
一見難しそうに見えて、作り方は意外と簡単。トロッとした豆乳のやさしい甘さとほろほろの食感はやみつきになる味わい。体の中から元気が湧いてくるスープです。
1.干し海老をフライパンで炒って香りを出しておきます。
2.みじん切りにした長ネギやザーサイなどの具材を器に入れ、酢を加えます。
3.無調整豆乳を鍋に入れて沸騰直前まで加熱したら、 器にゆっくり注ぎ、軽く混ぜます。
4.醤油を数滴加え味を整え、パクチーやごま油、ラー油などトッピングをのせて完成です。
中華料理の定番スープの一つ「酸辣湯(サンラータン)」。豆腐やしいたけ、卵などたくさんの具材に酢の酸味と唐辛子や胡椒の辛味を効かせた、酸っぱ辛さがクセになるスープです。
片栗粉でとろみをつけるかわりに、つるっとした喉越しのもずくを加えてアレンジしました。パック入りのもずく酢を使えば、一人前でも手軽に作れて便利です。
1.しいたけは軸をとって薄くスライスします。
2.沸騰したスープに水気を切っておいた豆腐(木綿でも絹でもOK)としいたけを加え、仕上げにもずくを投入します。
3.塩とこしょう、しょうゆで味を調え溶き卵を流し入れます。
4.仕上げに小ねぎをトッピング。辛いものが好きな人は、ラー油をピリッと効かせても◎。
忙しいとつい抜いてしまいがちな朝食。簡単に作れて、さらにうつわ1つで食べられるスープなら、無理なく始められそうです。1日を元気にスタートするために、「スープで朝活」の新習慣を始めてみませんか?