日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
世界74の国と地域でサービス展開しているクックパッド。それぞれの国のクックパッドに寄せられた現地のユーザーさんによる本場のレシピをお届けします。 今回ご紹介するのは、ベトナムの朝ごはんレシピコンテストで優勝したレシピ。朝型の生活を送るベトナム人にとって、一日の中でもとくに朝ごはんは重要なんだそう。その中でも定番メニューになっている「フォー」の絶品レシピをお届けします。
ベトナムでの朝ごはんは地域によって違いはありますが、このフォーのようにスープと炭水化物を組み合わせたものが一般的。
フォーは日本でもベトナム料理の代表と言えるほど知名度がありますが、現地では朝か晩にいただくことが多いそう。屋台や街の気軽な食堂、高級なレストランまでどこででも食べることができ、もちろん家庭でもよく調理される国民食です。
具は牛肉かチキンが一般的で、トッピングするお肉と同じスープをベースにします。皆さん好みで魚醤、レモン、胡椒、唐辛子などのスパイスやハーブ類を加えて食べます。南部地域では特に玉ねぎ、もやし、コリアンダーの葉、バジルなどを別皿でたっぷり添えていただくそうです。
今回はクックパッドベトナムに投稿され、現地での朝ごはんレシピコンテストで優勝した本物の現地の味、DiepngocNguyenさんの牛肉のフォーを紹介。ご家庭で作る本格レシピです!
牛ブロック肉...700g
(ヒレ肉、すね肉、肩バラ肉、リブ肉などお好みの部位で)
オックステール(スープ用)…500g
たまねぎ…1個
生姜…大きめの塊1つ
A
|コリアンダーシード…小さじ1
|コリアンダーの根(あれば)…4〜5本
|カルダモン…1個
|スターアニス(八角)…2個
|シナモン…1本
フォーの麺…人数分
砂糖…小さじ1
トッピング用の野菜やハーブ(分量はお好みで)
|刻みネギ
|スライスたまねぎ
|もやし
|ライム
|唐辛子
|その他お好みのハーブ
スパイス(分量はお好みで)
|挽いたコショウ
|チリソース
|甘味噌
1.たまねぎと生姜を皮付きのままフライパンでさっと炙るように焼き、香ばしい香りがしてきたら焦げないうちに取り出す。たまねぎは皮をむいて4つ切りにし、生姜はスプーンなどで皮をこそげるようにして剥がして水できれいに洗う。
2. 牛肉、スープ用のオックステールを大きめの鍋に入れてかぶるくらいまで水を注ぎ、沸騰するまで強火で煮る。水が沸騰したら火力を弱め、さらに数分間沸騰させで肉をゆでこぼし、お湯を捨てる。
3.2のオックステールと牛肉の鍋に6カップの冷水(分量外)を加える。1のたまねぎと生姜の他、Aの材料を煮出し用の袋に入れて鍋に入れる。強火で沸騰させ弱火にし、アクを取り除く。1時間ほど煮たら肉を取り出し、スープをこす。
4. 取り出した牛肉を冷まし、薄くスライスする。刻みネギ、スライスたまねぎ、もやしなどの具を用意。別の鍋でフォーの麺を茹でておく。お椀に麺、肉と具を盛り付ける。
5. スープをもう一度火にかけて温め、砂糖小さじ1を加えて味を調える。このスープを4の麺の器に注ぎ、コショウを振りかける。
6.ハーブやスパイスと一緒に楽しみましょう。レモンや唐辛子を振りかけたり、お好みで甘味噌やチャツネを加えても美味しいです!
※2の工程は圧力鍋を使うと時間短縮できます。
このレシピのように牛テールからしっかりスープを取って作れば極上ですが、市販のビーフコンソメを使っても簡単に美味しくできます。具材やトッピングもお好みでアレンジ可能なので、まずは手に入る材料から始めてみましょう。
これから寒さが増す日本で、温かいフォーの朝ごはんで1日を始めてみてはいかがでしょうか。少し時間のある休日などに、ぜひ試してみてください。
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『牛肉のフォー』 Phở bò nước trong
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