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まもなく到来する新年・お正月。といえば、クックパッドユーザーの皆さんは「おせち料理」が真っ先に思い浮かぶのではないでしょうか。昔はお重に詰めたおせち料理を正月の間はずっと食べるのが習慣としてあり、それこそ種類も量もたくさん作られていたと言いますが、いまはおせち料理も基本のメニューを中心につくって簡略化しているお宅も多くなっているようですね。そこで、今回のクックパッドニュースではこれだけ作っておけばOKという8品のおせち料理をご紹介します。
お正月に食べることで、新しく始まった1年の幸福をもたらし、縁起をよくしてくれるというおせち料理。1品それぞれにとても有り難い意味があります。既にご存知という人もいらっしゃるかもしれませんが、改めて1品1品じっくり考えながら、作って、食べましょう。
「魔除け」の紅と「神聖・清浄」の白を備えることで、めでたさを表すそうです。
古くは「広布(ひろめ」と呼ばれ、「よろこぶ」の語呂合わせとともに「慶びが広がる」縁起物とされています。
華やかさや派手さを表す「伊達」と冠された伊達巻。巻物に似ていることから、学問や習い事の成就を願う縁起物とされています。
地中深く根を張るごぼうは、長寿や家業堅固を願って食べられます。
にしんの魚卵。二親(にしん)から多くの子供が生まれることから、二親健在・子孫繁栄の願いが込められています。
昔、小イワシを田んぼのこやしにしたところ大豊作になったことから名付けられそう。小さいけれど、尾頭付きの祝い肴です。
漢字で「金団」と書き、黄金色の財宝を表す縁起物。商売繁盛や金運を願って食べられます。
「まめ」に働き、「まめ」に暮らせるようにと、無病息災の願いが込められています。また、黒い色は邪気を払い、災いを防ぐと言われています。
いかがでしたか?ご自身やご家族の希望に応じて食べたいものをピックアップして作るというのもありかもしれません。ぜひ、新年のおせち料理の参考にしてみてくださいね。(TEXT:中本タカシ/ライツ)
参考書籍:『簡単なのにきちんと作れる おせち料理』(成美堂出版)
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