日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
ミラノ風カツレツとは、イタリア料理のコトレッタ・アラ・ミラネーゼ(Cotoletta alla milanese)といわれるイタリアの北部代表的な肉料理。たたいて薄くのばした仔牛肉に、小麦粉・卵、パルメザンチーズ、細かいパン粉をまぶしてから揚げ焼きにする、とんかつの原型といわれる料理です。衣に加えたパルメザンチーズと揚げ焼きする際に加えたバターの香りと、さっくりした食感が魅力の人気料理です。
クックパッドで「ミラノ風カツレツ」を検索すると、311品(2020.03.13現在)のレシピが見つかります。掲載されているレシピを見ていると、あることに気がつきます。使われている肉の種類や部位がさまざまです。確かに、日本では手に入りにくい仔牛肉をつかうのは難しいですもんね。
投稿されているレシピは鶏肉が多く、むね肉、もも肉以外にもささみを使ったレシピも少なくありません。手頃な価格でヘルシーな鶏肉は積極的に使いたい食材ですが、部位によってはパサついて固い、さっぱりしすぎて物足りないなど悩みも多い食材。鶏肉をおいしく食べるのに最適のメニューが「ミラノ風カツレツ」なんです。今回はそのポイントをご紹介します。
淡白な鶏肉もパルメザンチーズの風味やバターのコクや香りが加わることで、しっかり味のごはんがすすむメインおかずになります。
鶏むね肉でも、しっかりたたくことにより、独特の固さが取れ、肉が柔らかくなります。また、大きくなるので、見た目も豪華になります。
もともと少量の油やバターで揚げ焼きにする料理ですが、オーブンをつかうことで揚げないレシピもあります。サクサク食感はそのままに、さらに低カロリーに。
いかがですか?手に入れやすい鶏肉をつかっていても、いつもよりちょっぴり豪華なディナーが楽しめそうですね。
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