学校給食がストップしていることを受け、酪農乳業界の打撃を心配する声が上がっています。
牛乳を消費して応援しよう! という動きの中で、Twitterを中心に盛り上がりを見せているのは…なんと古代から日本で作られていた「蘇(そ)」というチーズのような料理を作ること。
クックパッドでも、「蘇」の検索頻度が2020年3月に入ってから急上昇しています。
一体どんな味がするのか? どうやって作るのか? 早速チェックしてみましょう。
一説によると「蘇」は、日本で最初に作られたチーズとも言われているそう。
作り方はとても簡単。牛乳を鍋やフライパンに入れ、焦げないように木べらで混ぜながら水分を飛ばし、煮詰めていくだけ。150ml〜250mlなら、30分程度あれば完成します。
編集部スタッフも基本のレシピを早速トライ! 大きめのフライパンを使って火が当たる面積を広くすると、意外と早く完成しました。
出来上がりをラップに包み、「巻き簾」で巻いて形を綺麗に整えてみました。
気になるお味は、ほんのり甘みがあって、駄菓子屋で売ってるようなミルクケーキをちょっとやわらかくした感じ。牛乳の風味が口いっぱいに広がって、おいしい!
今回400mlぶん作ってみたのですが、コーヒーとの相性も良く、一気に食べてしまいました。
牛乳をまるまる1パック使うのにもぴったりなので、酪農乳業界の応援にもなりそうです。
「せっかくのお休みの日なのに、なかなか外出しにくい」、「学校が休みの子どもと簡単な 料理を作ってみたい」。そんな時は、おうちでゆっくり「蘇」を作り、古代の人々に思いを馳せてみるのも楽しいかもしれませんね。