日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
新型コロナウイルス関連の影響で、飲み会がキャンセルになってしまった方も多いのではないでしょうか。そんな中、巷ではビデオ会議システムを使った「オンライン飲み会」が話題になっています。
PCの前でお酒を片手に、ビデオ会議システムを通じて会話を楽しむ。イメージはわかるけれど、実際にはどんな様子なの?本当に楽しい?と疑問が湧く方もいるはず。
そこで、オンライン飲み会経験者である、都内IT企業にお勤めのHさんに「オンライン飲み会」の楽しみ方をお伺いしました。そろそろ在宅勤務にも飽きてきたし興味がある!という方、必見ですよ♪
もともと会社のメンバーとリアルの場で飲み会を予定していたところ、会社が在宅勤務を推奨する状況になったというHさん。すると、飲み会メンバーのうちの1人から「それじゃオンライン飲み会にしましょう!」と提案が。「この状況じゃリアル飲み会の仕切り直しも難しいよね、となってオンライン飲み会をやることになったんです」(Hさん)。
実際やってみると、ごくスムーズに会話も弾み、「これはこれでかなり楽しい!またやりたい!」(Hさん)というほど充実の1時間半を楽しめたそう。Hさんが実体験したオンライン飲み会の3大メリットがこちら。
お店での飲み会の場合は、開催場所まで行って、終わったら自宅へ帰って、と移動する必要がありますが、オンラインならもちろん行き帰りの移動時間はゼロ! また、外で飲む際は留守中の家事を家族に頼む必要がありますが、「家事や育児、お風呂に夕飯、すべてのタスクをすませてから参加したので、家族に対する罪悪感もゼロ」(Hさん)だったそうです。
オンライン飲み会なら、部屋着での参加もOK! しかもビデオ会議システムの中には、肌補正機能も付いてるものがあるので、お化粧すら不要。「すっぴんで参加したので肌補正機能をONにしときました」(Hさん)。また、バーチャル背景を設定すれば、部屋の様子が映り込むのを防ぐことも可能です。部屋の片付けも気にしなくていいので安心ですね。
お店での飲み会の場合は、みんなでシェアしやすいメニューを注文するなど、ある程度配慮が必要になりますが、オンライン飲み会なら「それぞれ自分が好きなものを食べられる」(Hさん)のもメリット。お会計もないので、値段を気にしなくて良いのも魅力的です。
自宅から参加できるという気楽さがうれしいオンライン飲み会。最後に、より快適に参加するための3つのコツをHさんに教えてもらいました。
ネット回線が不安定だと、会話が途切れてしまって難しいとのこと。さらに、PC内蔵マイクや、イヤホンマイクでも参加できるけれど、「ヘッドセットがあると環境音を拾わないので便利」(Hさん)だそう。
会話を楽しむ上で、がっつり食事を食べながら参加するのは、なかなか難しい模様。また、咀嚼音が気になるので、あまり音がする食べ物は向かないそう。「マイクをミュートにはできるけれど、食べるたびにミュートしたり解除したりは面倒なので、あんまりバリバリ音がしない食べものを用意するとよさそうです」(Hさん)。
お店での飲み会なら、テーブル内で2つ3つの話題が並行していても問題ないけれど、オンライン飲み会だとそれが難しくなります。「私が参加したオンライン飲み会は4人でしたが、4人くらいだと、誰かがずっと話してるのを聞くわけでもなく、ほどよく会話ができてよかったですよ」(Hさん)とのこと。
Hさんの体験談を踏まえて、編集部でも早速オンライン飲み会を開催してみました。
開始時間は22時。バー風の背景をセットし、ジョッキにハイボールと準備万端なスタッフや、素顔隠しに宇宙人風の加工で現れるスタッフなど、賑やかな画面でスタート。
特に決まった議題もなく、ゆるーっと近況やテレビの話題などを話したり、途中お子さんが登場して癒やされたりしながら、気がついたら1時間半ノンストップでおしゃべりしていました!
そして編集部メンバーが各自用意したおつまみの中で、特におすすめだった4つをご紹介。手軽に作れて、おしゃべりしながらでもつまみやすく、そして何よりおいしくてお酒にぴったり合うメニューでしたよ♪
お子さんが小さかったり、家が遠かったりと、普段なかなか一緒に飲み会をすることがない人同士でも、オンラインなら気軽に飲み会が開催できるので、新しい飲み会の形として定着しそうです。
在宅勤務ではないという方も、機会があればぜひ「オンライン飲み会」を試してみてくださいね!
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