世界74の国と地域でサービス展開しているクックパッド。それぞれのおすすめスイーツレシピを紹介する連載です。今回は、ギリシャ&キプロスのクックパッドで実施したデザートレシピコンテストで優勝した、2つのスイーツを取り上げます。
今回は、地中海にあるギリシャとキプロスのスイーツをお届け♪ まず最初にご紹介するのは、ギリシャのクレタ島を代表するお菓子「リクナラキア」です。
ギリシャ語で「diyaランプ」という意味を持つ「リクナラキア」はその名の通り、小さなランプの形をしたパイ。エーゲ海のすべてのギリシャの島で作られているぐらいメジャーなスイーツです。
今回のレシピをご紹介してくださったのは、Zoe Tsomakaさん。イースターのランチやその他のお祝いの日に、決まって提供されるこの「リクナラキア」。ギリシャでは山羊のチーズを使うのが定番ですが、日本では手に入りにくいため、クリームチーズで代用可能です。では、気になるレシピをさっそくご覧ください。
【生地】
・バター(室温)120g
・グラニュー糖 120g
・ギリシャヨーグルト 120g
・卵 1個
・ベーキングパウダー 10g
・万能小麦粉 500g
【フィリング】
・ヤギのチーズ(クリームチーズで代用可) 500g
・グラニュー糖 180g
・卵 2個
・シナモンパウダー 小さじ1/2
・バニラエクストラクト 少々
・レモン汁 1/2個分
【グレーズ用】
・卵黄 1個分
・シナモン 1つまみ
1. まずは生地作りから。室温にしたバターを大きめのボウルで柔らかくなるまで泡だて、卵、ヨーグルト、砂糖を加えてしっかり混ぜます。
2. ベーキングパウダーと小麦粉を少しずつ加え、適度にしなやかな生地になるまで混ぜたら、ひとまとめにしましょう。
3. ラップで包み、冷蔵庫で30分ねかせます。
4. 今度はフィリング作り。ボウルにヤギのチーズ(クリームチーズ)を入れ、フォークや泡だて器で潰したら、卵、砂糖、レモンの皮、バニラ、シナモンを加えて、完全に均一になるまでよく混ぜましょう。
5. 3の生地を冷蔵庫から取り出し、3等分のボールに分けたら、軽く打ち粉をした台に、めん棒で厚さ2~5mmになるよう伸ばします。
6.グラスや丸い抜き型を使用して、直径9 cmの円形に抜いていきましょう。残った生地は再度まとめて伸ばし直し、型で抜きます。
7. 4のフィリングを小さじ1杯ずつ取り、丸く抜いた生地の真ん中に置きましょう。
8.親指と人差し指で生地の縁を順につまんでいき、小さなタルト形に整えればOK。
9.焼くときにくっつかないよう、ベーキングペーパーを敷いた天板に適度な隙間を空けて並べ、大さじ1杯の水で薄めた卵黄をハケで塗ります。180〜180度に予熱したオーブンで20〜25分間焼いたら取り出し、シナモンを振りかければ完成!
クックパッドギリシャ・キプロスに寄せられたZoe Tsomakaさんのオリジナルレシピもぜひご覧ください。
『リクナラキア』 by Zoe Tsomakaさん
Zoe Tsomakaさんのキッチンには他にもニョッキやパスタなどギリシャの美味しそうな料理のレシピがいっぱいです♪