今回は、調味料、食材、料理道具、うつわやカトラリーなどの“料理が楽しくなるモノ”が買えるオンラインマルシェ『Komerco -コメルコ-』編集部、Komercoスタッフ・影山のnote掲載記事より抜粋編集してお届け。うつわをこよなく愛する彼女の “お茶碗の楽しみ方” について教えてもらいました。それではご覧ください。
もう20年以上前に購入した、私がひとり暮らしをする時に近所のスーパーで買ったマイファースト茶碗。 とてもお安く買ったものですが、まだだまだ現役です。
この時は、うつわにこだわりなんて持っていなかったけど、今でも好きな「刷毛目」を選んでいたことにちょっとびっくり。 「刷毛目」はひとつひとつ表情が違い、特にこのお茶碗は中にも大胆に「刷毛目」の模様があって写真映えもします。
深さがあるタイプなので、納豆ご飯やとろろかけご飯など、お茶碗の中で混ぜるタイプのご飯が食べやすいです。 私にとって思い出もありつつ、食洗機にもガンガン入れている、気軽な日常使いのお茶碗です。
波佐見・白山陶器の中でも特に人気、森正洋デザインの平茶碗。深さは浅めで、広く口が開いているお茶碗です。
深さのあるお茶碗に慣れていたので、初めて写真で見た時は「食べづらそう…」と思ってしまったのですが、実際使ってみるとその食べやすさにびっくり。小丼にも良いし、お茶漬けやおじや、カレーなどの汁気が多いものも、サラサラ食べられます。
デザインのバリエーションもたくさんあって、「コレ」と絞りきれないのが難点(笑)。ついつい集めてしまいます。 私は通販や、波佐見陶器市の白山陶器会場で何回かに分けて購入しました。 波佐見陶器市の会場ではお買い得品も出ますが、とにかく人気なので早朝から並ぶのは必至…でもそれも、陶器市ならではの楽しみですね。
白山陶器も私は食洗機で洗っています。 大勢集まるホームパーティーで使っても、食洗機に入れられると少し気持ちが楽になります(笑)。 下記の写真のように、パエリアの取皿としても食べやすい。
こちらは数年前から益子陶器市に行くたびに、ちょっとづつ購入している陶芸家・穂高隆児さんのもの。 大胆な刷毛目柄と金や赤も入っていて、はじめて見た時は「うわ、派手だな〜!」と及び腰に(笑)。
穂高さんのうつわは激シブな作品も多いのですが、ご本人が元料理人ということもあり、実はものすごく使いやすく、料理が映えるのです。 それを知っているので思い切ってお迎えしてみたら、案の定使いやすく、華やかな食卓になるので普段使いしています。 内側にも模様が入っているお茶碗は、白飯でも見た目が豪華に、そして楽しくなるのでおすすめです。
このうつわは食洗機には入れません。 作家さんのうつわは食洗機が使えないものが多いのですが、自分の手で丁寧に洗うのも、心が落ち着くものですよ。
こちらはKomercoを始めてから知った、Forchettaさんのお茶碗。 広めの口に、高台部分はシュッと細い。第一印象は「スタイリッシュだな〜」でした。
いろんな色の釉薬のお茶碗を展開しているので、ついつい集まってしまいました。そして、同じ釉薬でも表情が違い、その個性がたまらないお茶碗です。
普段使いはもちろん、大人の女性客としっとりホームパーティーという時に使っています。 自粛生活が始まった頃、お取り寄せした雲丹をForchettaさんのお茶碗で丼に。金と黒のグラデーションというドラマティックなお茶碗の力で、自宅にいながら外食気分が味わえました。
こちらもKomercoで知ったYummy Life Design Storeさんの磁器の平茶碗 小サイズ(直径12cm)。我が家にあるお茶碗が割とごはんをモリモリ食べられるサイズだったので、小さめのサイズを選びました。(販売されているお茶碗には大サイズもあります)
大きなお茶碗にちょっとのごはん、って悲しく感じてしまう食いしん坊な私なので(笑)、小さめのお茶碗に八分盛りで気持ちよく食べています。 磁器ならではの繊細なデザインも素敵です。
今回、オンライン陶器市でお迎えした唯一のお茶碗は、こちらもKomercoで知った杉田真紀さんのもの。 濃紺とアイボリーのはっきりしたツートンカラーが印象的で、斜俯瞰の撮影に映えそうだな…!というのが第一印象でした。
実際手にしてみて、濃紺の塗りの濃淡も、アイボリー部分のザラッとしたテクスチャーから感じる温かみも魅力的なお茶碗です。 青の染め付けのうつわとの相性も良いし、飴釉のうつわとも相性が良い。実は組み合わせるうつわを選ばないお茶碗です。
こちらは「小鉢」なのですが、お茶碗としても使っているもの。 数年前に泊まった温泉旅館が素敵なセレクトで陶器類を販売していて、そちらで購入しました。
「小鉢」を買う時は、自分がよくつくる副菜をイメージするのと共に、お茶碗としても使えるか?というのを考えます。 いろんな用途に使えるイメージが持てたほうが、食卓で活躍するシーンも増えますからね。
これ以外にも、旦那さんが旅先で買ってきたやちむんや、洋食器メーカーのもの、いただき物の揃い茶碗などいろいろあるのですが…キリが無いのでここまで。