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コラム

食べる前の体験でもっとおいしくなる!子どもと作る「甘味噌の焼きおにぎり」【おりょうりえほん vol.8】

子どもたちの健やかな成長を支える基礎として、食に関する知識と食を選択する力を養う「食育」が重要と言われています。といっても、一体何から始めたらよいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。そこで、子どもが大好きなメニューのレシピと合わせて、クックパッドの食育絵本サービス『おりょうりえほん』から、家庭でも手軽にできる食育メソッドをお届けします。

料理以外の方法で「食べ物を好きになる」

食べ物にまつわる子育ての悩みに、お子さんの食べ物の好き嫌い食べ残しがあるかと思います。

「早いうちに直さないと好き嫌いが多いままになっちゃう!」「栄養不足になったらどうしよう!どうにかして食べてもらわないと…」と親御さんもシリアスになりがち。

とはいえ、いくら料理を頑張っても一筋縄にいかないのが子ども。ムキになればなるほど、お互いに疲れてしまいますよね。

そんな時は子どもの好奇心を刺激する「お話」をしてあげるのがおすすめです。今までただの食材だったものが違って見えてくるだけで、とたんに興味を持ち始めてくれるかもしれませんよ。

「食べる前の体験」が大事

料理を食べるだけの子どもにとって、食材がどこからどうやって来たのかを想像することはなかなか難しいもの。

クックパッドの食育サービス『おりょうりえほん』が提供する絵本「おいしくなーれのきもち」では、ママが子どもに、野菜や果物が育つ過程についてお話しする様子を描いています。

毎日食べているお米だって、農家さんが時間をかけて種から大事に育てて食卓に届いていると知ったら……最初からスーパーマーケットに存在していたわけではないことに気づき、ただの食材から、誰かが大切に育てたものなんだという気持ちが芽生えます。

絵本「おいしくなーれのきもち」では、畑や田んぼを実際に見る機会の少ない子どもたちによりリアルに理解してもらうため、写真とイラストを併用しています

食材のお話の後は、一緒に料理をするのがおすすめ! まずは簡単なおにぎりから始めてみるのはいかがでしょうか?

炊飯器でなくお鍋で

塗り塗りする作業はお子さんも楽しめます♪

※ 記事のメイン写真はこちらのレシピを参考にして選定させていただきました


食べ物を好きになってもらおうと思うと、つい料理を工夫することだけに目が行きがちになりますが、実は「食べる前の体験」も大事。

食材に親近感を抱いて、「ちょっと食べてみたいかも……」と興味を持ってもらえたら、好き嫌いや食べ残しもぐっと減るかもしれませんよ。

『おりょうりえほん』について詳しくはこちらから!

クックパッドが監修するオリジナルの食育絵本が毎月1冊届く有料サービスです。 絵本で楽しく気軽に食育してみましょう!

絵本「おいしくなーれのきもち」

ママが子どもと一緒に、野菜や果物ができる過程を学ぶストーリー。食べ物の成り立ちを知るだけでなく、食材や作り手への感謝の気持ちも育む一冊です。

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