日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
毎年メディアを賑わすボージョレ・ヌーボーの解禁。でも、お酒が飲めない、苦手な人の中には、そんな世の中の盛り上がりについていけず、寂しい思いをしている人もいるのでは?そんな方たちに朗報!とっておきのレシピを紹介します。
12月19日放映のNHK「あさイチ」のテーマは「ボージョレ・ヌーボーを使った料理」。ボージョレ・ヌーボーとは、フランス・ブルゴーニュ地方のボージョレ地区で造られるヌーボー(新酒)のこと。
お酒が飲めなくてもボージョレ・ヌーボーを楽しみたいという視聴者のリクエストにこたえて、フードプロデューサーである狐野扶実子さんが作ったのは、本場フランス仕込みのレシピ「さばのポワレ ボージョレ・ヌーボー風」と「ボージョレ・ヌーボーのグラニテ」。
ローズマリーを入れたボージョレ・ヌーボーに20分ぐらい漬け込み、オリーブオイルでポワレにしたさばは、味噌煮でおなじみのさばとは思えない雰囲気。新酒のさわやかさがふわっと立ち込めてくるような一品に仕上がっていました。
フランス料理のコースで最後に出されるシャーベット状の氷菓であるグラニテも、沸騰させてアルコールを飛ばしてあるから、お酒が飲めない人でも安心して食べられて嬉しい♪
ただ、新酒ならではのフレッシュな味わいが楽しめるボージョレ・ヌーボー。普通の調理酒のように使えばいいというわけでもなさそうです。
ワインの国・フランスでは、ワインそのものを味わうのはもちろん、残ったワインも料理やスイーツ作りなどにフル活用しているそうです。確かにじっくり煮込んだワイン煮は、有名ですよね。
でも、それではボージョレ・ヌーボーのフレッシュな味わいが消えてしまう……ということで、提案されたのが先ほどのレシピというわけです。
どちらもじっくりコトコトと煮込むというよりは、香りづけにしたり、そのまま使ってしまうというスタイル。
ポワレのように蒸し焼きにしたり、沸騰させてアルコールを飛ばした後は必要以上に煮込まないということも大事なポイントのようです。
クックパッドにもこれならボージョレ感が味わえそう!というレシピが。もちろん、ワインが少し残ってしまった……なんてときにも役立つレシピです。よかったら活用してみてくださいね。
(TEXT: 黒沢るか/ライツ)
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