“クックパッド芸人”を自称し、自らのキッチンに1000品以上のレシピを掲載している「藤井21」さん。1人(ソロ)で作って1人で食べるという「ソロ飯」を日々楽しんでいるそう。藤井21さん自作のおすすめレシピと、悲喜こもごものエピソードをご紹介します。第19回のテーマは「オクラ」。茹でてしょうゆをかけるだけじゃない、工夫あるおいしいレシピを5つお届け!
「外行くんなら帽子かぶって行きなさい!」
子どもの頃、いつも母親にうるさく言われていたのはもう何十年も前のことなのに、未だに夏になると思いだす。今日も家を出る時に、そうだ帽子かぶって行くかと玄関で引き返した。
今年は全国各地で気温は35度を超え、記録的猛暑や、今までに経験したことがない暑さなんて言われていたが、僕の地元埼玉県の東松山市のすぐ隣の「鳩山町」では最高気温40.2度を記録したらしい。もれなく僕の地元も同じくらいの気温だったことだろう。
キリキリと肌を刺すような日差しはこの頃いったん落ち着き、ああ今年も夏がだんだんと終わっていくんだな、外に出る時に帽子を被っていく季節もそろそろ終わりか…なんて思っていた先週の自分を戒めてやりたい!
残暑厳しすぎるって!!
衰えを知らない照りつける強い日差しに加えて、日本の夏独特のじっとりと張り付くような湿度の高い暑さ。
ああどうかこの残暑を乗り切れる活力を与えて下さい神様…。
とまあそんな都合の良い神様はいないと思うので、自分の力でなんとかしなければならない。
残暑を乗り切る活力を与えてくれるハイスペックな夏野菜…それは「オクラ」だ。
オクラには、「ペクチン」、「βカロテン」や、「カルシウム」、「カリウム」が含まれている。ペクチンには血糖値の上昇を抑え、「βカロテン」が皮膚や粘膜を正常に保つ働きがある。
軽くあげるだけでこれだけ栄養豊富な、まさに残暑を乗り切る活力を与えてくれる神の如し食材。
茹でて小口切りにしておかかと醤油かけて食べるだけがオクラじゃない、残暑を乗り切るオクラ料理の可能性を5つのレシピで紹介。
オクラの栄養に加えて同じネバネバ系の長芋を合わせる事で、さらに栄養価がUP! そこにニンニクの疲労回復と滋養強壮効果もプラス!
美味しく元気にヘルシーな逸品。
オクラもネバネバなら、なめこも納豆もネバネバ。
今日は食欲ないからさっぱりサラっと食べたいな、という日でもこれならピッタリ。麺ともご飯とも相性良し。
実家で畑をやっている母親が、毎年出来過ぎたオクラの保存用に作っているレシピ。
酸味が効いたさっぱりとしたオクラはちょっとした箸休めにも。オクラ消費の作りおきに。
サクサクの衣に包まれたシャキシャキのオクラの天ぷら。
一口噛むと大葉の爽やかな香りが広がりオクラの風味とも相性抜群。
今日はオクラが主役。
みんな大好きカレー味。
ジューシーなひき肉とカレーの風味にも負けないシャキシャキネバ〜なオクラは、ご飯のおかずにピッタリ。
お酒を呑む人にはビールも進む絶品オクラレシピ。
ああまったく。今年も厳しい残暑を乗り切るためにまだまだ “オクラ” と“帽子” が手放せない日が続きそうだ。
料理と笑いで天下を目指す男性ピン芸人。
埼玉県東松山市出身。東松山のやきとりを愛し、東松山市親善大使「東松山市應援團」の一員。食品衛生責任者の資格を持ち、クックパッドには1000以上のレシピをアップしている。日本テレビ系列『ウチのガヤがすみません!』などに出演。
>>オフィシャルブログ「良い香りのある生活」