ますます寒さが厳しくなる季節、なぜだか冬は和食が恋しいですよね。お鍋もいいけれど、味がしみた煮物が食べたくなります。
煮物は本格的で難しいイメージがありますが、調味料の配分さえ間違えなければ案外カンタン。コトコト煮込めば失敗なしでできあがるメニューも多いんです。そのうえ時間をおくほどに味が染みこんでおいしくなるから、忙しいときにうれしい作りおきおかずにも最適。色々な種類がありますが、この7種類の煮物さえ押さえておけば、煮物上手と言われること間違いなしの、「定番煮物レシピ」を7つ紹介します。
まずは煮物の代表格、筑前煮。野菜はあるものでOK。冬に旬を迎える根菜類をたっぷり入れたら栄養的にも◎。
鍋料理で余った白菜の消費におすすめ。油揚げから出たおいしい出汁が白菜に染み込みます。
かぶをだし汁で柔らかく煮てから、鶏挽き肉をしょうゆと水で煮込んで、水溶き片栗粉であんに。かぶが苦手という人にも肉のあんで食べやすいレシピです。
里芋を下ゆでしてから皮をむき、砂糖、みりん、塩で煮込みます。里芋がやわらかくなったら、仕上げにしょうゆをプラス。和辛子とともに食べると絶品。
牛肉とごぼうのささがきを甘辛く煮れば、ご飯の進むおかずに。日持ちもするので、たくさん作って常備菜にしても。
冬はやっぱり大根の煮物ですよね。大根の面取りはピーラーを使えばカンタン。ぷりぷりのイカと、とろ〜りとした大根の食感のハーモニーがたまりません。
やっぱり冬はこれも欠かせません。成功の秘訣はブリの臭み消し。塩をふってから熱湯をかけてから調理して。これだけの手間で、おどろくほどおいしく仕上がります。
煮物のいいところは旬の食材をたっぷりと味わえること。そして野菜も多くてヘルシーなんです。年末年始で疲れた胃にもおすすめですよ♪(TEXT:松崎祐子)