【ママ&パパのはじめて離乳食vol.3】離乳食っていつから始めればいいの?作り方がわからない。食べてくれない…そんなお悩みを解決すべく、自身でも離乳食ブランドを手がける平澤朋子さんにあれこれ聞いてみました。第3回目は、実際に使ってみた「離乳食の便利グッズ」です。
いよいよ離乳食がスタート。私がそこでまず考えたのが「何を用意したらいい?」でした。溢れる情報の中から本当に自分に必要なものに辿り着くまでに、どれだけ揃えてしまったか(笑)。そこで今回は、実際に使ってみて、私にとって本当に「役立った」ものだけをピックアップしてお届けします!
離乳食はペースト状にしたり、細かく刻んだりする工程が多いので、「チョッパー」をよく活用していました。ただ、ペースト状にするのはすり鉢でやるしかなくて大変だったなぁ〜と思い出します。今では何か良い商品が出ているのでしょうか?
多めに作って冷凍していた頃は、わけて保存でき、繰り返し使えるフリージングブロックトレーを愛用していました。サイズがいくつかあるので、月齢やメニューに合わせて2〜3種類揃えていましたよ。小分けタイプのものは、1歳くらいからごはんを冷凍保存するときに。1回分のごはんを入れるのにちょうどいいサイズで毎日大活躍でした。
離乳食はペーストから始まり、少しずつ食材の大きさや柔らかさを変えて「噛んで飲み込む」運動を練習する役割もあります。「噛む」という動きはすごく大事なのですが、食べることに集中し、しっかり噛めるようにするには食事用のイス選びも重要です。
ポイントは、足裏をつけて踏ん張れること。そうすると、集中力も噛む力も育まれていきます。足が宙ぶらりんだと、集中力も噛む力も身につきにくいということで、我が家が選んだのが写真にある形のイスです。どちらも別売りのガードを取り付けて、0歳の時から使っています。
座面も足置きの高さも調整できるので、娘が6歳になった今でも愛用中。大人になってももちろん座れるので、これからも長らく愛用しようと思っています。
写真は離乳食の時から今でも愛用している食器類。とうもろこしが原料でできている安心素材なうえ、離乳食を盛るボウルも、フルーツなどを盛るのにちょうど良い小皿も、3つに分かれたお皿も、とにかく使いやすいんです! 今でも毎日のように使っています。
お皿がセパレートになっていることで、「ここにはこれを置こう」などの目安になり、栄養バランスも考えやすくなるのが使いやすいポイントかもしれません。スプーンやフォークも子どもにも持ちやすく、食洗機も使用可能なので親も大助かりです。
汚れたらすぐに洗って乾かすだけで繰り返し使える、シリコン素材のスタイとマットが大活躍でした。手づかみして食べるようになればもちろんこぼすし、胸元も驚くほど汚します(笑)。
でもこの2つのアイテムのおかげで、汚されたってへっちゃら! 何度も洗って乾かすを繰り返しましたが、へたることなく、汚す時期を難なくクリアできました。ランチマットは今でも使っていて、お友達が来たときにも使えるように数枚ストックもしています。見た目も可愛いので、6歳の娘も好んで使っています。
改めて挙げてみると、リアルに使えた便利グッズは今でも愛用しているものばかりで、見た目も好きなデザインというのがポイントなのかもしれません。
特に、初めての離乳食の場合はついつい買いすぎてしまいがちですが、長く使える良いものを選べたらもっと無駄がなかったなと思います。我が家での愛用品が少しでも参考になりましたら嬉しいです。
食育アドバイザー。ライター歴23年、ビューティー&ファッションを中心に女性誌やWebマガジン等に執筆。2014年に女児を出産し、自身の経験から「本当に自分の子どもに食べさせたいかどうか」を基準としたこだわりの無添加離乳食「bebemeshi」を企画・開発する会社を2016年に設立。食育アドバイザーの資格を取得し、子どもの「食」の大切さを広める活動も行なっている。旅と食とお酒を愛する一児の母。
『bebemeshi』の公式サイト
Instagram『bebemeshi』