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コラム

中世ヨーロッパ女王も愛用した若返りのハーブ!?「ローズマリー」のおいしい使い方

【今日からはじめるスパイス&ハーブ入門vol.3】最近、近所のスーパーでも手に入りやすくなってきたスパイスやハーブ。でもいまいち使い方がわからない……。そこで、ハーバルセラピストが初心者向けにスパイス&ハーブの使い方をご紹介! 普段の料理を手軽にワンランクアップしてみませんか? 第3回目は、若返りのハーブ「ローズマリー」をご紹介します。

女王が若返ったという逸話を持つ「ローズマリー」

料理のあしらいに見かけることの多い「ローズマリー」。中世ヨーロッパ時代に、女王がローズマリーを処方した「ハンガリーウォーター」を使って若返ったという逸話を持ち「若返りのハーブ」や「記憶力を増強するハーブ」と言われています。

ローズマリーはシソ科の植物で、「葉」の部分をハーブとして利用します。一見松のような尖った葉を持つ植物が料理に添えられているのを見たことがある人も多いのではないでしょうか。最近はスパイスコーナーはもちろん、青果コーナーフレッシュなローズマリーが置いてあるお店も見かけます。抗酸化作用消化機能促進など、様々な嬉しい効果を持つと言われており、その香りには集中力を増強する作用が期待できるとのこと。

シャキッと目覚めさせてくれる香り

ローズマリーの香り成分(1,8-シネオールやカンファーなど)には記憶力に効果的であると言われています。ローズマリーの精油(アロマオイル)は比較的入手が安易なので、ひとつ持っておくと、新生活で覚えるべきことが多いこの時期、記憶することをサポートしてくれそうです。また少しずつ暖かくなり、ちょっぴりぼーっとしてしまうときにもスッキリした香りが頭をシャキッとさせてくれます。

精油を使う際、ディフューザーなどがない場合は、ティッシュに1、2滴垂らして近くに置いておくだけでも香りを堪能することができますよ。

料理には強い香りを活かしてみましょう

スッキリとした独特の香りを持つローズマリーは、クセの強いなどの肉や青魚臭み消しとして利用されることが多いです。また、淡白な鶏肉白身魚には風味付けとして用いられることもあり、オールマイティに使うことができるハーブです。家庭にも多くあるじゃがいもとの相性もいいですよ。

豚肉に食欲そそる香り付け

ワインに合いそうな鶏肉料理

アクアパッツァにもローズマリーを

フライパンで一緒にソテーしましょう

フレッシュなローズマリーならではの使い方

フレッシュなローズマリーが手に入った場合は、料理にするだけではなく、オイルビネガーに漬け込んで香りを楽しむのはいかがでしょうか。常備しておくと、パンに塗ったり、料理に使ったりととても便利です。ローズマリーの枝が入った瓶をキッチンに置いておくと、見るだけでも幸せな気分になれそうです。

調理オイルや、パンに塗って

割って飲んだり、サラダに振りかけて

お庭でたくさんローズマリーが収穫できそう。なんてときには、ローズマリーのリースや束ねるだけのスワッグ(壁飾り)を作ってキッチンに飾ってみてはいかがでしょうか?そのまま乾燥させて少しずつ料理に使うのもなかなか楽しいものですよ。

筆者は夏にアルコールにつけたローズマリーのエキスを使って虫除けスプレーを作ったり、黒髪を艶やかにしてくれると言われているので、シャンプーに利用したりもしています。

覚えることの多い新生活のお供にローズマリーで料理をして、スッキリした日を過ごしてみるのはいかがでしょうか。

妊娠中の人は摂り過ぎに注意が必要です。

画像提供:ピクスタ

はまずみゆきこ

ハーバルセラピスト。北海道生まれ。都会に憧れ上京しつつも北の大地への望郷の念を捨てられず、現在札幌在住。東京でハーブの師匠に出会い、ハーバルセラピストの資格を取得。生活や料理にささやかに活用しながら日々過ごしております。

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