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料理家の飛田和緒さんが教える。旬の「トマト」をおいしく味わうコツとレシピ

【今週のおすすめの一冊 vol.15】編集部が特に「おもしろい!」と注目した料理にまつわる本をピックアップし、気になる内容をダイジェストでお届け。今回は『飛田さんの料理の工夫 時間も食材も賢く使う』(世界文化社)についてご紹介します!

家事や育児、仕事などに追われ、余裕のない日々を過ごしていると、毎日の食事作りは手間暇かけずに済ませたいところ。クックパッドでも、簡単や時短などのキーワードの検索頻度は高く、そのニーズの高さがうかがえます。

時短を目指し、おいしく食べるためには、買ってきた食材に少し工夫することも必要と提案するのが、料理家の飛田和緒さん。食材のおいしさを引き出す下ごしらえや調理法のコツさえ知っていれば、凝った調理や調味もいらず、少ない食材だけで簡単においしい料理ができるそうです。

発売された『飛田さんの料理の工夫 時間も食材も賢く使う』では、野菜や肉など45種類の食材の扱い方のコツやレシピが紹介されています。今回は本書の中から、今が旬の「トマト」の下ごしらえのコツとおすすめレシピをお伝えします。

「湯むき」と「冷凍」で、トマトはもっとおいしく

トマトを飽きずにおいしく食べるコツは湯むきすること。つるんとむける湯むきは、意外に簡単。また、すぐに食べられない時は、冷凍するのがおすすめ。凍ったまま調理に使え、日持ちもするので便利です。

トマトの卵炒め

湯むきトマトを活用することでトロトロ絶品に仕上がります。

材料(2人分)

トマト……2個
卵……2個
塩……2つまみ
薄口しょうゆ……小さじ1/2
米油……小さじ2
粗びき黒こしょう……適量

作り方

1. トマトは湯むきをして一口大に切る。卵は割りほぐし、塩を混ぜる。
2. フライパンに米油を熱し、1の卵液を一気に入れて大きく混ぜ、半熟になったら取り出す。
3. 続けてトマトを入れ、さっと炒めてしょうゆを絡め、2を戻して軽く炒め合わせる。器に森、粗びき

メモ:皮をむいたことで味が入りやすく、トマトのやわらかさに半熟の卵がなじんでまとまります。シンプルな炒めものだからこそ、ひと手間を惜しまずに。

ミニトマトとベーコンのスープ

旨みが詰まった冷凍トマトと、炒めたベーコンのだしがおいしいです。

材料(2人分)

冷凍ミニトマト……16個
ベーコン(細切り)……1枚分
塩……少々
水……1と1/2カップ
オリーブ油適量……適量

作り方

1. 鍋にベーコンとオリーブ油小さじ1を入れて、軽く炒める。水1と1/2カップを加え、ヘタを取った冷凍ミニトマトを凍ったまま加えて煮る。
2. 皮がはじけてきたら、塩で味をととのえる。器に盛り、好みでオリーブ油を少々たらす。
※半解凍して、皮をむいて加えてもOK

面倒くさく感じ、省略しがちな下ごしらえ。ですが、下ごしらえをすることで食材が長持ちし、買い物に行く回数までも減らせるなら、取り入れない手はなさそうです。

サッと炒める、和えるだけなど、ムダのない調理法で作れる飛田さんのレシピなら、きっと今より自由に、ストレスなく料理を楽しむことができますよ。

(TEXT:小菅さちえ)

『飛田さんの料理の工夫』(世界文化社)

食材のおいしさを引き出すコツさえ知っていれば、家にある食材だけでサッと炒めたり、調味料であえたりするだけでも簡単にご飯を作れます。料理家として、主婦として長年家族のご飯を作り続けてきた飛田和緒さんが、時間も食材も賢く使う「料理の工夫」や「シンプルレシピ」を伝授。もう凝った調理も、沢山の食材もいりません。おいしく食べきるための工夫と知恵が詰まった一冊です。

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