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インタビュー

【Twitterで大人気】鶏胸肉を制するものはダイエットを制す!ダイエッターかのまんさんの「おいしく食べて痩せるための最強レシピ」

ダイエットの成功をTwitterに投稿したところ、そのビフォー・アフターの後ろ姿画像が大きな反響を呼び、約8万人もフォロワーが増えたというかのまんさん。産後に20キロ以上増えた体重を約2年かけて落としただけではなく、理想的なスタイルを手に入れたかのまんさんの、「人生が変わる」整形級ダイエット方法についてお話を聞きました。

産後に今までのダイエット法では太刀打ちできなくなった!

――自己流ダイエットもされてきたとのことですが、今までどんなダイエットをしていたんでしょうか?

とにかく運動や食事制限は回避したいという強い気持ちで、エステに通ったり、謎のサプリを飲んだりしていました。

身長160cm、妊娠前のベスト体重は53キロ。食べすぎるとすぐに5、6キロ増える体重も、若い頃はちょっと食べる量を減らせば元通りだったんです! ところが、妊娠、出産を経て、気づけば20キロ以上増えた体重は、食べる量を減らしたくらいでは全く落ちませんでした

食べる量を減らして体重を落とすというダイエット方法は、同時に筋肉量も落としてしまいます。これが、リバウンドをするたびに脂肪だけが増える、太りやすく痩せにくい体を作っているということを当時の私は気づいていなかったんです。その結果、筋肉量が少なく、脂肪が多い人の典型的な太り方をした私は、マシュマロマンのような体型になっていたんです

大きな反響を呼んだ伝説の「豚ケツバズリ事件」

プロのやり方を「主婦でもできる方法」にアレンジ

――さまざまなダイエット方法が溢れる中で、どうやって正しい方法を見つけたんでしょうか?

知り合いがパーソナルジムに通って、メキメキと体が変わるのをみて、ひょっとして正しい課金先はエステではなく、これなんじゃないかと気付きました(笑)そこでプロのトレーナーさんから教えてもらった減量法に基づいた知識を、主婦の自分でもできるダイエット法にカスタムしたんです。

ダイエットと聞くと、有酸素運動(ランニング等)をしないといけないと思いがちですが、実は“脂肪を落とす”ということに関しては、食事管理でもできるんです。私は有酸素運動を絶対やりたくなかったので、食事「制限」ではなく、食事「管理」で脂肪を落として、さらに筋トレをすることで、理想のプロポーションを作るということを実践しました!

筋トレをして筋肉量が増えると、生きてるだけで丸儲けカロリー(基礎代謝)が上がって、カロリーが燃えやすく、太りづらい体になるんですよ

トレーニング動画も惜しみなく提供しているかのまんさん

「PFCバランス」を知ることが、ダイエット成功の近道

――本の中でおすすめしている「PFCバランス」を知ったきっかけと、効果的であると思った理由を教えてください

トレーナーの方に教えていただきました! トレーニングと同時進行で行う事によって、筋肉をなるべく落とさずに、脂肪を落とす食事法で「P」はProteinの略でタンパク質、「F」はFatの略で脂質、「C」はCarbohydrateの略で炭水化物です。この3つをどのくらいのバランスで食べるかが大事になってきます。

私は、とにかく食べることが大好きなので、「何も食べちゃダメ!」「これは食べちゃダメ!」というのは辛くて続けられないと思っていたのですが、基本的には自身の摂取カロリーを守れば、何を食べても良いんです。その中でさらにPFCバランスも守れたら花丸満点!という考え方なので無理なく続けられました。ダイエット中は、チョコレートひとかけらすら許されないイメージがあるかもしれませんが、カロリーとPFCを守れていたら食べて良いんです! タンパク質を摂るために量も沢山食べられるので、食欲の化身のような生き物である私からすると、そこも嬉しかったですね(笑)

本の中では、食べるものを計量する方法を紹介していますが、面倒な方は、鶏胸肉1枚250gや、お茶碗一杯の白米のPFC数値やカロリーを覚えておいて、だいたいの計算をするというのでもいいと思います。これまで、カロリーやPFCバランスを意識せずに食事をしてきた方が、意識的にタンパク質を摂ろうと鶏胸肉を意識して食べるだけでも体は内側から変わってきますよ

家族のご飯もあるので、自分だけガチガチのPFCレシピが難しいという方もいると思うんですが、うちの場合は近くに商店街があるので、PFCバランスレシピだけで物足りない夫のために、お惣菜を買い足したりしてますね。ちょっとずつ、無理なく取り入れてもらえるといいかなと思います。

自身のカロリーやPFC設定、食生活も大公開!

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