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コラム

抗酸化作用やお口の健康にも役立つ「セージ」に注目!

【今日からはじめるスパイス&ハーブ入門vol.4】最近、近所のスーパーでも手に入りやすくなってきたスパイスやハーブ。でもいまいち使い方がわからない……。そこで、ハーバルセラピストが初心者向けにスパイス&ハーブの使い方をご紹介! 普段の料理を手軽にワンランクアップしてみませんか?第4回目は、抗酸化作用やお口の健康にも役立つ「セージ」をご紹介します。

ラテン語の「救う」という意味をもつ抗酸化作用の強い「セージ」

ソーセージの語源になったという説もあり、ソーセージシチュー風味付けに使われています。イタリア・ローマの郷土料理「サルティンボッカ」にもセージは欠かせないハーブです。

セージはシソ科の植物で、「葉」の部分をハーブとして利用します。ラテン語で“救う”という意味の「salvare(サルバーレ)」を語源とするセージは、古代ギリシア時代から「セージを植えた家は死人が出ない」と言われるほど強い抗酸化作用を持つと言われています。

お口の健康に役立つセージ

抗酸化作用と共に忘れてはならないのが、強力な抗菌・抗真菌作用です。歯肉炎口内炎など口腔粘膜の炎症や風邪による喉の炎症に効果があると言われています。簡単な使い方としては、濃いめに入れたセージのハーブティを冷ました液でうがいをすること。もちろんうがいだけではなく、ハーブティとして楽しんでもOKです。香りは少し独特ではありますが、ローズマリーやミントにも共通する爽やかな香りを持っています。

我が家では重曹とセージパウダーを混ぜたものを歯磨きやマウスウォッシュとして利用しています。

肉や魚など、料理の風味づけに

強い清涼感のある香りを持ち、料理の風味付けに使いやすいハーブです。少しのほろ苦さが料理のアクセントにもなりますね。

ワンランク上のグリルチキン

ベーコンなどの薫香にも相性◎

イタリアの郷土料理「サルティンボッカ」

自家製ソーセージはいかが?

セージバターにすれば香りを長く楽しめる!

フレッシュなセージは刻んでバターに混ぜ込み、冷凍庫で保存すると、香りが飛ぶことなく、いつでもセージの香りを料理に使うことができるのでとっても便利です。どんな料理にも使うことができますが、まずは普段のバターソテーに使う食材で試してみましょう。バターと相性の良いきのこやほうれん草、帆立や白身魚などに使ってみるとその香りの良さにうっとりしてしまうはず。

香りがご馳走のセージバター

もしセージが料理で使いきれないというときには、ハーブティにして前述のうがいに使ったり、無水エタノールに2週間ほど浸したものを水で薄めるだけで、ルームスプレーとして使うこともできますよ。

除菌とカビ対策が期待できます。セージは強い香りを持つことから、病気や怪我などを遠ざける魔除としても使われてきました。今でもセージのお香は人気があるようです。

長生きしたければ5月にセージを食べよ」とイギリスのことわざにも登場するセージ。これからどんどん気温が上がるこの時期、体調を崩しやすいので、薬用サルビアという和名を持つ「セージ」を料理に使ってみてはいかがでしょうか。

画像提供:ピクスタ

はまずみゆきこ

ハーバルセラピスト。北海道生まれ。都会に憧れ上京しつつも北の大地への望郷の念を捨てられず、現在札幌在住。東京でハーブの師匠に出会い、ハーバルセラピストの資格を取得。生活や料理にささやかに活用しながら日々過ごしております。

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