【毎日の献立お助けレシピvol.5】 「今週、お肉ばっかり」「全品同じ味つけになっちゃった」「栄養バランスも考えないと」……など毎日の献立作りは悩みがつきません。そんな悩みを解消する本『クックパッドの20分献立』より、毎日の献立作りの助けになるレシピやアイデアをご紹介します。
何かと悩みがちな毎日の献立づくり。そこでクックパッドで活躍する献立上手なアンバサダーさん3名に、日々の献立作りに関するヒントやアイデアを教えてもらいました。
1人目は、4人家族のお天気ママ。さん。
お天気ママ。さん:「我が家の献立はだいたい肉か魚のメイン1品+野菜の作りおき総菜2~3品+汁物のことが多いです。メインと総菜はワンプレートのカフェ盛りにして、個人個人に分けるようにしています。
カフェ盛りにあわせるのが作りおき惣菜。季節によって2~3品は冷蔵庫にストックするようにしています。夏なら体を冷やすモヤシのサラダ、春雨サラダ、冬瓜の煮もの等。その他に作りおき盛り合わせサラダもストックしています。大皿に盛ってあれば、冷蔵庫から出すだけなのでラクチン。朝昼晩で毎日少しずつ食べられ、食事毎のバランスも整います。」
カフェ盛りは「おしゃれに見える」「時間差で食事のときも対応しやすい」「子どもの好き嫌いの改善と食べる量を管理できる」「洗い物が少ない」などメリットがたくさん。仕事のあとの疲れたときも、メインを作って盛りつけるだけだからすぐにできます。
写真の献立は
・チキンソテー
・ほうれん草のおひたし
・にんじんのナムル
・蓮根の青のり炒め
・ミニサラダ
・あまり野菜のミネストローネ
・ご飯
お天気ママ。さん:「子どもたちが皮がパリパリのチキンソテーが好きで、夕飯がチキンソテーと伝えると「やったー」と喜んでくれます。私も作るのが簡単なのでありがたいメニュー。ふだんから作りおきしている惣菜を組み合わせています。」
3人家族のkaana57さん。和食の場合は基本的に「一汁三菜」で献立を考えているそうです。
kaana57さん:「品数をきちんと揃える分、ひとつひとつに時間がかかるメニューにすると負担になるので、『レンジで○分』や『非加熱で簡単』『あえるだけ』『焼くだけ』など簡単レシピを中心に作っています。
献立は1週間分まとめて考え、食材は別の料理でシェアするなどして無駄がないよう計画。1週間のメインとなるものは、あらかじめ鶏もも肉、鶏むね肉、豚肉、牛肉、魚、その他(コロッケなど)と決めてしまいます。週末は具だくさんの丼や、1品または2品で済むものにして調理の負担を減らしています。」
写真の献立は
・オリーブオイルの牛しぐれ
・さつまいもとしめじのバター焼き
・ほうれん草とにんじんごま和え
・なすと厚揚げみそ汁
・ご飯
たんぱく質、ビタミン、ミネラルなど栄養バランスが良く、ご飯とよく合う組み合わせ。スタミナをつけ、身体の調子をととのえたいときにぴったりです。
2人暮らしのマユミリオンさんの晩ごはんは、その日に飲みたいお酒によってメインを決めています。
マユミリオンさん:「メインに合う前菜3種とサラダ、または野菜が取れるスープを作ります。食材は週末にまとめ買い。メイン食材のみ1週間分をあらかじめ決めていますが、和洋中どんな味つけにするかはその日の気分で変えます。」
写真の献立は
・豆腐ハンバーグ グレイビーソース
・ほうれん草とキノコの豆乳スープ 白味噌仕立て
・3種の前菜(ナスのチーズ焼き/豆腐とトマト、オリーブのマリネ/アスパラの生ハム巻)
3種の前菜は電子レンジやトースターで作るのでコンロを使わずに調理。コンロはハンバーグと豆乳スープの調理に使用し、空いている時間に家にある食材で時短・簡単な前菜を作ります。豆腐や野菜を使っているけれど満足できる献立なのが自慢のポイントだそう。
時間のないなかで献立を考えるのは、なかなか大変なこと。献立を考えることが楽しくなるようなアイデアを取り入れたいですね。ぜひ参考にしてみてください。
肉、魚介、野菜といった主菜に、汁物、和え物、サラダなどの副菜を組み合わせて毎日の献立作りの助けになるレシピをバラエティ豊かに揃えました。 しかも本誌で紹介している献立は1食分全部作って20分以内。いつも冷蔵庫にあるおなじみの食材ばかりなので、家計の助けにもなりますよ。毎日の献立作りの悩みをお助けしてくれる一冊なのでぜひご覧になってみてくださいね。
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