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コラム

【おいしく・賢く使い分け】料理にあった「バター」の種類と選び方

【コメルコバナシ】今回は、調味料、食材、料理道具、うつわやカトラリーなどの“料理が楽しくなるモノ”が買えるオンラインマルシェ『Komerco(コメルコ)』編集部に、バターの種類と選び方を教えてもらいました。

料理に合ったバター選びをしてみませんか?

こんにちは! Komerco編集部です。

トーストにのせたり、炒めものに使ったりと万能なバターですが、購入するときに何となく選んでいませんか?実は、バターにはさまざまな種類があり、風味やコクなども異なります。そこで今回は、バターの種類と選び方についてお伝えしていきます。いつものバターを変えて、毎日の料理に変化をもたらしてみてください。

まずはおさらい!全5種類のバターの特徴

バターは食用油や調味料、お菓子作りの材料など、幅広い料理に使用されています。コクや風味があるため、料理にプラスしたり、トーストにのせたりするだけでも味わい深いです。

スーパーでよく見かけるバターですが、バターには5つの種類が存在します。ここでは、それぞれのバターの特徴についてご紹介していきましょう。

食塩不使用(無塩)バター

製造過程で食塩が加えられていないものです。主に製菓用・調理用に使われています。保存期間は有塩バターに比べると短いのが特徴です。

有塩(加塩)バター

多くの家庭でよく使われているバターです。バターを練り上げる過程で食塩が加えられたもので、保存期間も長く、風味がよいのが特徴です。

ホイップバター

気泡を含ませて柔らかくしたバターで、パンに塗りやすいです。

発酵バター

原料のクリームを乳酸菌で発酵させたもので、特有の香りがあります。ヨーロッパでは発酵バターが一般的ですが、日本では非発酵バターが主流となっています。

グラスフェッドバター

牧草のみで飼育された牛の生乳から作られたバターです。不飽和脂肪酸が多く含まれ、バターコーヒーなどに使用されることが多いです。

バターとマーガリンの違いって?

バターと似ているものに「マーガリン」がありますが、この2つは原料と製造方法が大きく異なります。

まず原料は、バターは乳脂肪分だけを使用しているのに対し、マーガリンは植物性・動物性の脂肪を使用しています。

次に製造方法の違いをみていきましょう。バターは牛乳から分離させたクリームを撹拌させて固めており、マーガリンは食用油脂に食塩や発酵乳、ビタミンなどを乳化させ、練り合わせて作られます。

レシピ別にみるバターの選び方

バターは種類によってコクや香りなどが異なります。それぞれのバターの特徴をふまえ、レシピに合ったバターの選び方をご紹介していきましょう。

「有塩(加塩)バター」は料理におすすめ

有塩(加塩)バターは、練り上げる工程で食塩が加えられており、一般的なバターです。風味がよく、コクを出せるため、料理に使用するとが多いです。

ここでは、炊飯器で簡単に作れるバターライスのレシピをご紹介します。

◆バターライス
<材料/2人分>
・米……2合
・玉ねぎ(みじん切り)……1/4個
・にんじん(みじん切り)……1/4本
・ローリエ……1枚
・バター……20g
・コンソメ……小さじ1
・クレイジーソルト……適量

<つくり方>
1.炊飯器にお米を入れ、メモリよりも少し少なめの水を入れる
2.玉ねぎとみじん切りにしたにんじんを加えて混ぜる
3.炊飯器にローリエ・バター・コンソメ、(2)の材料を加え、スイッチを入れる
4.ご飯が炊けたらローリエを取り出し、クレイジーソルトとこしょうで味を調える
5.お好みでパセリ散らして完成

「無塩バター」はお菓子作りにおすすめ

食塩不使用(無塩)バターとは、製造過程で食塩を加えていないバターのことです。お菓子作りには大量のバターを使用しますが、有塩バターを使用すると食塩の量も多くなってしまい、味が変わってしまうので、お菓子作りには食塩不使用(無塩)バターが適しています。

ここでは、食塩不使用(無塩)バターを使ったバターケーキのレシピをご紹介します。

◆バターケーキ
<材料/パウンド型1台分>
・無塩バター……100g
・砂糖(上白糖使用)……100g
・薄力粉……100g
・ベーキングパウダー……小さじ1/2
・卵……2個

<つくり方>
1.室温に戻しておいたバターをボウルに入れ混ぜる
2.砂糖を数回に分けながら空気を含ませるように混ぜる
3.クリーム状になったら、卵を数回に分けながら分離しないように混ぜる
4.先にふるっておいた薄力粉とベーキングパウダーを加える
5.ヘラで生地を切るように混ぜる
6.型に生地を流し込む
7.予熱しておいた190℃のオーブンで、約30分〜35分焼く
8.粗熱を取って切り分ける

「発酵バター」はよりコクが欲しい料理におすすめ

発酵バターは、原料の乳脂肪分を乳酸菌で発酵させています。そのため、料理にプラスすると、通常のバターよりもコクや風味が深まります。

発酵バターは本格的なバターチキンカレーを作るとき利用するのがおすすめです。それでは、レシピをご紹介していきましょう。

◆バターチキンカレー
<材料/2人分>
・鶏もも肉……300g
・塩(鶏肉の下味用)……ひとつまみ
・粗挽き黒こしょう……ひとつまみ
・生姜(すりおろし)……小さじ1
・カレー粉……大さじ2
・ヨーグルト……1/4カップ
・玉ねぎ……1個
・にんじん……1個
・にんにく(みじん切り)……1片
・発酵バター……20g
・トマトの水煮缶(400g)カットタイプ……1缶
・カレー粉……大さじ1
・ガラムマサラ(パウダー)……小さじ1
・オールスパイス(パウダー)……3振り
・生クリーム……100ml
・塩……小さじ1
・砂糖……小さじ1

<つくり方>
1.鶏もも肉の水気を拭き取り、袋へ入れる
2.(1)の袋に塩こしょう・しょうが(すりおろし)・カレー粉・ヨーグルトを入れ、冷蔵庫で寝かせる
3.鍋で発酵バターを熱し、にんにくを炒める
4.にんにくの香りが出てきたら、玉ねぎとにんじんを炒める
5.カレー粉・ガラムマサラ・オールスパイスを加え、混ぜながら炒める
6.鍋にトマト缶を入れ、ひと煮立ちさせる
7.(2)をすべて鍋に加え、弱火で約20分煮込む
8.発酵バター・生クリーム・砂糖・塩を加え、混ぜながらひと煮立ちさせ、さらに弱火で5分煮込む

その他のバター

ここまでにご紹介してきたバターのほかにも、フルーツやハーブ、にんにくを練り込んだ「フレーバーバター」や、ミルクの香りが特徴的な「ミルクバター」というものがあります。

フレーバーバターはパンにのせるのはもちろん、料理に加えるだけで、これまでとは違った楽しみ方ができるバターです。

また、ミルクバターはトーストにのせるだけでリッチな味わいを楽しめるので、いつものトーストに変化をもたらしたい人におすすめです。

バターまでこだわり料理をさらに楽しもう

いつも何気なく使っているバターですが、レシピによって使い分ければ、さらに料理のよさを引き出しくれます。

素材にこだわったバターや、バラエティ豊かなフレーバーバターなど、お気に入りのバターを見つけて、毎日の料理にプラスして、ぜひ楽しんでみてください。

Komerco(コメルコ)

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