食べてくれないのも悩みですが、食べ過ぎるのも悩み。今日は離乳食をこんなに量を食べて平気なの?という悩みについてお答えします。
発育が進んでいるのに、食材がやわらかすぎたり、飲み込みやすいペースト状のものばかりだと丸呑みしてしまっていることも。月齢に合わせた大きさや硬さにして、しっかり噛む練習をしましょう。また「モグモグしようね」など声をかけながら与えることも大事。7,8カ月ごろならお豆腐の硬さを目安に、9〜11カ月ごろなら完熟バナナの硬さ、1歳以降は肉団子ぐらいの硬さのものも食べさせてみましょう。
10カ月を過ぎるころになると、つかまり立ちやたっちをはじめる赤ちゃんも。今まで座っていたころと比べ、たっちができるようになると赤ちゃんは格段に運動量が増えます。急に食べる量が増えたと思った時には、同時に運動量も増えていないか考えてみましょう。たくさん動いてたくさん食べることはいいことなので大丈夫。1才〜1才6カ月の食事量は、だいたい大人の約半分が目安です。炭水化物であれば1食80〜90gになります。
赤ちゃんのお世話に追われているとついなりがちなのが、食事を与えるスピードが速くなってしまうこと。離乳食になれてくると、赤ちゃんはスプーンが近づくだけでと自然と口を開けるようになります。ひと口あげたらきちんと飲み込み終わっているかを確認して、次のひと口をあげましょう。また手づかみ食べができる月齢(9カ月ごろ〜)であれば、自分で食べられるメニューを増やしてみるのもおすすめ。手でつかんで食べるのは赤ちゃんにとっては大変なこと、時間をかけて食べることにつながります。さらに自分で食べることは、手先が器用になる以上に食べることを楽しくする役目もあります。
体重が発育曲線の帯状にあるなら基本的には問題ありません。もし、食事を止めようとすると泣き出すなど嫌がるなら、食事以外の楽しみを探してみましょう。これから暖かくなるので、お散歩や外遊びの時間を増やすのもいいですね。
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