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コラム

片づけ上手さん3人のキッチンに潜入!どこに何を置いたか忘れない「ストック収納のヒント」

すっきり片づいた、お友だちの家のステキなキッチン。収納スペースの中が気になっても、「見せて」とは言いづらいから……。“片づけのプロ”であるライフオーガナイザー(R)のさいとうきいさんが、片づけ上手なクックパッドアンバサダー宅のキッチンをバーチャル訪問し、隅から隅までじっくり拝見! 収納の工夫を教えてもらいました。

こんにちは。家族3人で60平米のマンションに暮らす、ライフオーガナイザー(R)のさいとう きいです。

連載「みんなのキッチン片づけ術」では、片づけ上手なクックパッドアンバサダーさん宅をバーチャル訪問し、キッチン収納の工夫を拝見しています。

今回はストック食材の収納について、3人のクックパッドアンバサダーさんにお聞きします。

多めのストック食材:キッチン内で分散収納

1軒目のバーチャル訪問先は、さとみわさんのおうちです。

さとみわさんは、パートナーとそのご両親、お子さん2人(15歳と13歳)の6人家族。コの字型にレイアウトされたU型キッチンを朝夕おもに使うのはさとみわさんですが、夕方以降はパートナーやお子さんが使うこともあるそうです。

“スパイスアンバサダー”として活動されていることもあり、一般のご家庭よりスパイスの量が多いというさとみわさん。たくさんあるスパイスも含め、ストック食材は冷蔵庫横の大きな収納スペースに保管しています。

スパイスや缶詰、乾物、製菓材料といった種類ごとに100均のボックスやお菓子の缶に入れて収納しています。新しいものを購入したら一番奥に入れ、在庫が残り1つになったら買い物リストにメモしておくんです」(さとみわさん)

こちらの収納スペースは奥行きが深いうえ、収めるものが小さく、数も多いため、収納難易度が高めだと感じます。管理をラクにするために、どんな工夫をされていますか?

「何を収納したのかわからなくならないよう、棚板にラベリングしています」(さとみわさん)

なるほど! ラベリングというと、保存瓶や収納ボックスに収めた「中身」を記すのが一般的。けれども、さとみわさんはどこに何を置いたかがわかるよう、「場所」を示すラベリングを採用されているんですね。

「その通りです。たとえば、ここは手前にスパイス、奥にきび砂糖のストックを収納しています。奥に置いたものは普段目につかないので、覚えておくのが大変です。でも、ラベリングしておけば忘れずにすみます。細々したものはボックスにまとめておくと、そのまま引き出せるから便利なんですよ」(さとみわさん)

ほぼ毎日お菓子を作るというさとみわさん宅では、粉類のストックも多めだそうです。

「粉類は食器棚として使っている引き出しに保管しています。量が増えると重くなるので、一番下の引き出しが定位置です」(さとみわさん)

「引き出しタイプの収納スペースは、開けるとひと目で在庫がわかります。管理しやすいので、ストックを切らすことなく補充できます」(さとみわさん)

ストック量が多いと、その分、大きな収納スペースが必要になります。けれども、まとめて収める場所が確保できない場合は、さとみわさんのように、収納スペースの深さを利用してストックを2段階収納にしたり、複数の場所に分散収納してみてもいいかもしれませんね。

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