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コラム

卵かけご飯の最適解は?アヒージョや茶碗蒸しも。「卵」をおいしく食べ尽くす絶品6レシピ

【ドキュメンタリーレストラン ゼロ vol.7】出張料理人・ソウダルアさんが、日本中で日々失われていく食材をメインに据えたコース料理を考案し、そのレシピをお届けします。連載第7回目のテーマは、「卵」。卵の美味しさを余すことなく愉しみ尽くす全6品をご堪能ください。

卵黄は天然のソース、卵白は最高のタンパク源。卵を愉しみ尽くす6つのレシピ

完全栄養食と言われる“卵”。

売られているのが10個単位なので、余らせてしまうことも多いのではないでしょうか?

ということで今回は卵のおいしさを余すことなく、そして、たっぷりと愉しめるメニューをおつくりしました。

ちなみに卵は一日一個まで、と言われていた言説もいまは昔。黄身と白身、なんなら黄身の脇についている白いもの、これはカラザと言いますが、こちらも実は栄養たっぷり。

タンパク質、脂質、ミネラル、ビタミンとすべてがバランスよく配置されている安価かつ、素晴らしい素材である卵をたっぷりおいしくいただきましょう。

ど定番かつど真ん中【卵かけごはんの最適解】

<材料>

炊きたてのごはん お茶碗一杯
卵 1個
醤油 小さじ1〜2

<つくり方>

1. まず、卵黄と卵白を分ける。
2. 炊きたてのごはんをお茶碗にとり、卵白を入れ、お箸でかきまぜる。
3. 真ん中に卵黄を置き、醤油を垂らせば完成。

こうすることで白身に熱が入って、ふわふわになり、卵黄のコクをしっかりと味わえます。


焼き加減で差をつける【ベーコンエッグ】

<材料>

卵 2個
ベーコン 100g(厚さはお好みで)
塩 適宜
胡椒 適宜

<つくり方>

1. フライパンにお好みのサイズに切ったベーコンを重ならないように置き、弱火で焼く。
2. 焦げ目がついてきたら、ひっくり返して、引き続き弱火でゆっくり火を入れる。
3. ベーコンから出た脂がフライパンを覆う程度になったら、強火にし、卵を割り入れる。
※ここで、ベーコンの脂が少ない場合はオリーブオイルを足してください。
4. 白身の端が少し焦げて、かりっと焼けてくれば出来上がり。
※端が焦げているのに白身に透明な部分が残っていたら弱火にして、蓋をして熱して調整してください。


つかうのはアレとアレだけ【電子レンジで料亭みたいな茶碗蒸し】

<材料>

卵 1個
松茸のお吸い物 1袋
カニカマ(おおぶりのもの) 3本
水 150cc

<つくり方>

1. お椀に卵を入れ、とき混ぜる。
2. 松茸のお吸い物、水を入れ、できるだけ泡立たないようにゆっくりと混ぜ合わせる。
3. カニカマを食べやすいサイズに手でちぎり入れる。
※この時に1/2本分を盛りつけ用にとっておく。
4. お椀にラップをして、電子レンジの解凍モードで6分あたためた後、再度、解凍モードで3分あたためる。
5. 取り出して、ラップをしたまま3分ほど、余熱を入れる。
6. 取っておいたカニカマを乗せれば完成。


半熟3個と固茹で2個が黄金比【卵に感謝な卵サンドイッチ】

<材料>

卵 5個
食パン(6枚切り) 4枚
a
 マヨネーズ 大さじ2
 辛子 小さじ1〜2
 醤油 数滴
 味醂 数滴

<つくり方>

1. 鍋に卵を入れ、強火にかける。
※目安は冷蔵庫から出した卵で、半熟は8分、固茹では13分で取り出す。
2. 取り出したら、すぐに冷水で冷やす。
3. ボウルにaを入れ、混ぜておく。
4. 殻をむいたゆで卵をボウルに入れ、潰しながら混ぜ合わせる。
※細かくし過ぎずに白身のサイズにムラがあるように。とろりとした卵黄と白身を固まった卵黄が繋ぎ、固めの白身が食感を与えてくれます。
5. パンに挟んで、がぶりとお召し上がりを。


サンドイッチの形や耳の有無はお好みで。少しオーブンで焼いてもおいしいです。はみ出す卵たちごと口いっぱいに頬張ってくださいませ。

半熟卵の茹で具合は以下の写真を目安にしてください。


目からウロコな【卵のアヒージョ】

<材料>

卵 2個
a
 ニンニク 4、5片
 唐辛子   1、2本
 オリーブオイル 100cc
 お好みのだし 100cc
 (コンソメ、鶏ガラ、白だしあたりがおすすめです)

<つくり方>

1. aをアヒージョ向きの小鍋やフライパンに入れ、弱火にかける。
※ニンニクは軽くつぶして、唐辛子は粗めに切る。辛いのがお好きな方は種も入れてください。
2. 具材が焦げないように、また乳化を促す為に、時折スプーンでかき混ぜる。
3. 10分ほど煮立てたら、強火にして、沸騰した所に卵を割り入れる。
4. 卵にいい感じに火が通ったら完成。

黄身を崩しながら、パンやバゲットでどうぞ。おうちでアヒージョをつくった時の〆につくってもOKです。


ひっくり返さないので失敗なし【余った素材をぜんぶ入れスパニッシュオムレツ】

<材料>

卵 3個
シュレッドチーズ 50g
牛乳 50cc (豆乳やアーモンドミルクでもOK)
家で余った素材 適宜
オリーブオイル 大さじ2
塩 小さじ2
   

<つくり方>

1. 卵、チーズ、牛乳をボウルに入れ、混ぜておく。
2. 余った野菜を千切りやみじん切りなど火の通りやすい切り方で切り、オリーブオイルで中火で炒めながら、塩をふる。
3. 素材に火が通ったら、強火にして、卵液を入れる。
4. 30秒ほど、ゴムベラで鍋底からひっくり返すように混ぜ合わせる。
5. 弱火にして、蓋をして、10分ほど火入れする。
6. 火を消し、蓋をしたまま、15分ほど置けば完成。

※生で食べられるものは後のせすると綺麗に仕上がります。
※写真は、プチトマト、玉ねぎ、ベーコン、カニカマ、最後に山形だし(オクラと山芋)をかけました。


本日のドキュメンタリーレストラン ゼロはいかがだったでしょうか?

卵という、いつもの素材にもいろんな表情がありますね。あなたのおうちこそが最も身近なドキュメンタリーです。今日もレストラン ゼロが日本中で開店しますように。

ソウダルア(出張料理人/イートディレクター)

大阪生まれ。5歳の頃からの趣味である料理と寄り道がそのまま仕事に。“美味しいに国境なし”を掲げ、日本中でそこにある食材のみを扱い、これからの伝統食を主題に海抜と緯度を合わせることで古今東西が交差する料理をつくる。現在は和紙を大きな皿に見立てたフードパフォーマンスを携え、新たな食事のあり方を提案中。


【フードパフォーマンス映像】
https://vimeo.com/275505848

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