この春のメイクは口紅が主役。でも、唇がガサガサでは、せっかくの新色も台無し。そこで、今回はうるうるの唇になれるリップケアをご紹介します。
「リップクリームを何回も塗っているのに、“うるうる”にならない!」のは、毛穴詰まりが原因かも。
とは言え、唇そのものに毛穴はありません。輪郭に沿って毛穴があり、そこから唇を覆うように皮脂が分泌され、乾燥から守っています。この毛穴が詰まると大切な皮脂が出てこないため、いつまでたっても唇はガサガサなまま。毛穴詰まりの解決こそ、“うるうる”唇への近道なのです。
毛穴を詰まらせるのは、古い皮脂やメイク料といった油系の汚れ。こうした汚れを落とすには、クレンジング剤が最適です。
ゲルやオイル、ミルクの場合、口元になじませたら指を滑らせるようにクルクルとらせんを描いて、唇の輪郭にある毛穴から汚れを浮き立たせればOK。唇の皮むけもはがれやすくなるので、洗い上がりはスッキリ。
ローションの場合、コットンにたっぷり含ませたら10~20秒ほど口元にあてます。十分になじんだら軽~いタッチで拭えば完了。
「洗唇」するときはゴシゴシは厳禁。唇はデリケートなので力を込めてはいけません。
皮脂が分泌されない唇は、つねに乾燥にさらされています。だからこそ、リップクリームで油分を補うケアが重要。実は「唇がかさつく!」と感じたときは、かなり乾きが深刻な状態にあります。 手がつけられないほどガサガサになる前に、朝晩のスキンケアの後、外出前、食事の後などにリップクリームでケアしたいもの。“うるうる”唇は、このちょこっとケアで手に入ります。