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記念すべき20回目の「世界の朝ごはんシリーズ」。今回ご紹介するのは、オランダの朝ごはんです。「オランダ料理って、えーっと……???」という人が多いかもしれませんが、これから人気が出そうなアレを朝食に食べていたんです!
オランダの食卓はお隣のベルギーと比べると質素といわれ、代表的な料理というと、野菜と肉の煮込みや青豆をじっくり煮たスープなど、気どらない家庭的なものが多いとか。
そんなオランダは酪農王国で、チーズの生産量は世界トップクラス。日本でもよく見かけるゴーダチーズやエダムチーズの原産国で、朝ごはんにもよく登場するようです。
オランダの朝ごはんとして人気があるのが、オランダ版のパンケーキ「パンネンクック」。その特徴は、「クレープのように薄く、モチッとしている」「パンとホットケーキの間みたいな食感」だそう。なんだか魅力的じゃありませんか!
生地に甘みを加えないので、ハムやチーズをのせておかず風にしたり、バナナやリンゴをのせてデザート風にしたり、食べ方は自由自在。いろいろなアレンジが楽しめそうですね。
もう1つ、オランダの伝統的な朝ごはんといえば、チョコふりかけパンです。オランダの人々は大人も子供も甘いものが大好きなようで、バターを塗ったパンに市販されている粒状のチョコレートやフレーク状のチョコレートをふりかけて食べるそう。なんでも、オランダの家庭には必ずこのチョコふりかけが常備されているとか。ちょっとカロリーが気になるけど……、今すぐに食べてみたい!
オランダ版パンケーキ・パンネンクックも、チョコふりかけパンも日本で人気が出そうな気がしますよね。ぜひ、おうちで作って、オランダ気分を味わってみてください! (TEXT:川端浩湖)
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