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コラム

おうちの調味料で濃厚おかずが簡単に完成!冷凍ストックもできて便利な「味付け油揚げ」

【工藤詩織の「お豆腐」進化論 Vol.35】ヘルシー、節約……でも、それだけじゃない! 身近な食材「お豆腐」の魅力はまだまだあるんです。この連載では、豆腐マイスター・工藤詩織さんに、お豆腐をもっとおいしく楽しむための知られざるノウハウを伝授してもらいます。「そうだったんだ!」と思わず納得の意外な活用法を知れば、きっと試してみたくなるはず。 あなたの食卓のお豆腐が“進化”すること間違いなしですよ!

お手持ちの調味料で油揚げが変身!「味付け油揚げ」とは

豆腐や油揚げを使った料理というと大豆の淡白さがゆえ「ヘルシー」「あっさり」というようなイメージもあると思いますが、たまにはこってりスタミナ系の料理も作りたい! そんなときにおすすめなのが、お手持ちの調味料で作る「味付け油揚げ」です。作り方はいたってシンプル。

ジップ付きの保存袋の中に油揚げとお好みの調味料を入れ密封し、冷蔵庫で一晩置くだけです。我が家の王道の味付けは、焼肉のたれと、オイスターソース+マヨネーズ。比較的、味が濃厚なタレやソースがおすすめです。仕込んでおけばあとはフライパンで焼くだけなので、献立が思いつかないときでもサッと一品が完成します。

覚えておきたい油揚げの選び方と焼き方のコツ

「味付け油揚げ」に最適な油揚げは、中心がしっとりとした豆腐質が残っているタイプの油揚げです。市販のものだとパッケージに「浮かしあげ」「昔あげ」と書いてあることが多いです。

肉厚なので噛みごたえがあり、表面に調味料の味がしっかり染みつつも豆腐らしい味わいが残ります。油揚げ1枚あたりに加える調味料の目安は、小さじ2〜大さじ1程度。スプーンの背で調味料を表裏に満遍なく伸ばすようにするとムラなく仕上がります。また、保存袋の口を閉じる際は手のひらを使ってしっかり空気を抜き、油揚げがフィットするように袋を折りたたむと液体調味料が逃げずに無駄なく染み込みます。

焼く際の最大のポイントは、焦げないように弱火でじっくりと焼くことです。焦って強火で焼いてしまうと油揚げがカリッと仕上がる前に漬けダレが焦げてしまうので注意してくださいね。油揚げを取り出した際に袋に残ったタレも加えて一緒に焼いてOKです。

冷凍庫でストックも可。お弁当のおかずにも。

一晩冷蔵庫で調味料に漬け込んだ後は、袋のまま冷凍庫で保管も可能です。油揚げに味が染み込んでいるので汁漏れしづらく、お弁当のおかずにもいいですね。

いかがでしたか? 生姜焼きのタレ、キムチの素、漬け込む調味料はどんなものでもOKです。漬けダレをやや多めにすれば、炒める際にもやしやキャベツ、きのこなどを加えてボリューム満点のおかずに仕上げることもできます。皆さんがお手持ちの調味料でぜひ試してみていただけたら嬉しいです!

まいにち豆腐レシピ』(池田書店

健康的で経済的、豆腐の魅力はそれだけではない! 年間1000食以上豆腐を食す著者が、豆腐の製法・歴史・文化などさまざまな側面から豆腐の魅力を伝えるとともに、料理家牛尾理恵による、田楽、ゆし豆腐、鹹豆漿(シェントウジャン)、豆腐のガパオ風炒め、麻婆豆腐、ほか102レシピ掲載。豆腐について知りたかったことがすべて知れて、おいしく食べるためのレシピも盛りだくさんな一冊です。

レシピ担当:牛尾理恵(ウシオリエ)

料理家、栄養士。東京農業大学短期大学部卒業後、病院の食事指導、料理制作会社勤務を経て独立。手軽なヘルシーレシピを得意とし、自身も食事管理と筋力トレーニングで日々健康的なからだづくりに臨んでいる。著書多数

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工藤詩織(往来/豆腐マイスター)

幼少から豆中心の食生活を送り、豆腐がいつも暮らしの中心にある無類の豆腐好き。日本語教師を目指して勉強する過程で、食文化も一緒に伝えたいと「豆腐マイスター」を取得。国内にとどまらず海外でも、手作り豆腐ワークショップや食育イベントを実施して経験を積む。2018年より「往来(おうらい)」をテーマに本格的に活動を開始。豆腐関連のイベント企画・メディア出演などを通して、各地で豆腐文化の啓蒙活動を行っている。「マツコの知らない世界」(TBS系)、「ヒルナンデス」(日本テレビ系)、「ごごナマ」(NHK)等へ出演。