【キッチンアイテムお試しレポートVol.12】クックパッドニュースライターが、便利なキッチングッズをお試し!実際に使って便利なものだけをレポートします。今回はスイッチを入れたらほったらかしで料理ができる、話題の調理家電「電気圧力鍋」をご紹介。リモートワークと相性がよく、キッチンでの作業時間が短縮できますよ!
今回は、「ほったらかし調理」におすすめの、電気圧力鍋をご紹介します!
電気圧力鍋は、共働き・子育て中の方の間で、数年前から人気が高まっているのを感じます。
火を使わず電気で食材を加熱・加圧し、時間のかかる煮込み料理などを短時間、しかもほったらかしで調理できる!というのが大きな魅力ですね。
我が家にも電気圧力鍋を導入したい!と買い時を狙っていた1年前のある日、狙っていた機種がセールになっているのを発見したので購入しました。
そして、キッチンに迎え入れてから現在まで、ほぼ毎日のように活用しています!
この電気圧力鍋は本体の側面に操作パネルがあります。メインで使うボタンは4つで、左側のモノクロ液晶にメニューが表示され、ダイヤルで選択するスタイルです。
基本的な使い方は、
1. 内鍋に切った材料と調味料を入れる
2. 1.を電気圧力鍋にセットし、ふたをしめる
3. 調理メニューを選ぶ
4. ふたの排気・圧力つまみをセットして、スタート
の、シンプルな4ステップ。
スイッチを入れたあとは、基本的にほったらかしで調理が進み、出来上がったら電子音でお知らせしてくれます。
本体には90種類の自動メニューが登録されていて、番号を選ぶだけで調理が開始できます。 中には「米料理」のカテゴリがあり、白米・玄米・炊き込みご飯なども自動調理ができるので、炊飯器の役割もある程度は兼ねられそうです。
また、「蒸し30分」「圧力10分」など、モードと時間を組み合わせた細かなマニュアル設定もできます。食材の量や食感の好みで、仕上がりを調節したい時に便利ですよ。
この電気圧力鍋で、実際に作ったお料理の写真をご紹介しましょう。
圧力鍋の得意料理といえば…のビーフシチュー。じゃがいもはホクホク、にんじんは甘く仕上がります。お肉も箸で切れるほどやわらかいです。 具材は大きめに切るので、包丁を使う時間も短くてすみます。
うっかり蒸しすぎて「す」が入ってしまいがちな茶碗蒸しも、自動メニューの番号を選択するだけで簡単に作れて、仕上がりぷるぷる。 あと1品足したいなぁというときに作ります。
そのほかにも、野菜を蒸したり、サラダチキンを作ったりと、料理の下ごしらえや常備菜作りにも幅広く活躍してくれます。
スイッチを入れたあと、側についていなくても調理が進められるのが最大の魅力だと感じています。
私の場合は、テレワークのお昼休みにかたまり肉を入れて夕食用の煮豚を作ったり、子どもとお風呂に入る前に蒸し料理を仕込んだりと、他のことをする前に電気圧力鍋をセットするようにして、時間をなるべく有効に使えるようにしていますよ。
1年使ってみて大きな不満は見当たりませんが、内鍋に持ち手がなく、ふちの折返し部分を写真のように持たなくてはいけないので、今後の機種では持ちやすく改良されるといいなと思っています。
この鍋を購入してから、キッチンで料理にかかりきりになる時間が少なくなり、立ちっぱなしの時間も減って体の負担が少なくなりました。
また、薄切り肉よりもかたまり肉を買う機会が増えたり、茶碗蒸しやプリンを作る頻度が上がったりと、自分の料理に面白い変化が訪れているのを感じています。
今はさらなる使いこなしのために、スペアの内鍋を買おうかなと考えているところです。
乳幼児の子育て中で、長時間キッチンに立つことが難しい方やテレワーク中の方、難しい火加減などを考えずに、スイッチひとつで調理を完了したい方におすすめです。
気になった方は、ネットで「電気圧力鍋」等で検索して、ぜひお試しくださいね!
料理ライター兼会社員。2007年、ひとり暮らしスタートをきっかけにお弁当を作りはじめ、お弁当ブログを立ち上げる。これがきっかけとなり、料理・外食コラムやレシピ提案、料理写真撮影を手掛けるライターとして活動を開始。「手をかけすぎず、ちょうどよくおいしい」が料理のモットー。プライベートでは1児と1猫の母です。
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