日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
大ブームとまでは言い切れないけれど、2013年にはテレビやネットニュースで取り上げられたこともしばしば。生シラス丼や釜揚げシラス、シラスかき揚げなど、シラスを使った料理がプチヒット中です。シラス人気の現状と魅力に迫ると共に、家庭で簡単にできるシラスレシピをご紹介します。
シラスは、カタクチイワシやマイワシなどイワシ類の稚魚のこと。海で獲ったそのままの状態を「生シラス」、水揚げされたシラスをさっと湯で揚げたものを「釜揚げシラス」、それを七分乾きにしたものを「シラス干し」、固くなるまで乾燥させたものを「チリメンジャコ」といいます。ただ、生シラスだけは12月~3月は禁漁期間となっていることが多く、残念ながら今は食べることができません…。
そんなシラスが去年一年間でいろいろなニュースとして取り上げられています。一部をご紹介すると…
漁協と地域協議会が2012年からブランド化を進める「淡路島の生しらす」を使った生シラス丼の4月~11月の販売数量が、昨年度の約1.85倍にあたる42万2370食を記録。
10月6日に「大洗しらす祭り」が開催。生シラス丼、釜揚げシラスが販売され、県内外から約1万人の人が集まる。また、笠間パーキングエリアで販売される「大洗しらすかきあげ丼」が1ヶ月に約800食売れるという人気ぶりに。
11月3日に「和歌浦漁港朝市 しらすまつり」を開催。新鮮な魚と共に特産のシラスが販売され、県内外から約1万5000人が来場。
この他にも、熊本県水俣市で「みなまたしらすDONフェア」の開催、神奈川・江ノ島のカフェで販売されたエッグベネディクトとしらすを組み合わせた「しらすベネディクト」などが話題になりました。今、地域を活性化する食材として”シラス”が注目されているのです!!
親魚であるイワシ同様にシラスも栄養面でとても優れています。タンパク質やカルシウムが豊富に含まれるため、体作りや骨粗しょう症の予防に効果が望めます。また、脳を活性化するDHAや生活習慣病予防・コレステロールの低下に役立つEPAも多く含まれています。
また、料理する際にもそのまま、もしくは混ぜるだけで簡単に食べられるため、忙しい時にもオススメの食材です。クックパッドにはシンプルで上手にシラス料理を楽しんでいる方がたくさんいましたよ。
いかがでしたか?シラスの持つ適度な塩気と旨味が、料理を美味しくするアクセントとなってくれそうですね。
クックパッドには、この他にも9000品超のシラス料理レシピが投稿されていました。生シラスを除けば、スーパーや通販で簡単に手に入れることができるので、是非話題のシラス料理をいろいろ試してみてください!!(TEXT:中本タカシ/ライツ)
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