焼き鳥屋や居酒屋で人気のメニューである「つくね」。最近では大手牛丼チェーンのメニューや話題の缶詰で「つくね」がリリースされたことでも話題に。クックパッドでも夕食やお弁当のおかず、お酒のおつまみといろいろな場面で活躍し、大変人気があるようです。皆さんは「つくね」お好きですか?
鶏や豚、魚のすり身に調味料や片栗粉、卵を加えて、団子状や棒状にした「つくね」。日ごろ当たり前のように使ってるその言葉は“こねて丸める”を意味する「つくねる(捏ねる)」という動詞に由来します。「つくね」とよく混同されがちな「つみれ」は、成形したすり身を熱湯やダシにスプーンで「摘み入れる」という言葉からきたそう。
最近では、お肉のほうを「つくね」、お魚のほうを「つみれ」と呼ぶこともあるそうですが、実は調理法で分類するのが正しいのだとか。ご家庭で「つくね」もしくは「つみれ」を作る際は、是非このちょっとしたうんちくを思い出してみてくださいね。
こねて成形した「つくね」は、フライパンで甘辛いタレにつけて焼いたり、お鍋に入れてふつふつと煮込んだり、高温の油でカリッと揚げたり、その調理法も好みに応じてさまざま。シンプルに短時間でササッと作れちゃうところもうれしいところです。クックパッドでも夕食のおかずやお鍋の具にと幅広く使われているようでしたよ!
甘辛~いタレで焼いた定番の鶏つくねですね。ご家庭では団子状にする方が多いと思いますが、棒状にしてみると焼き鳥屋っぽさも出て、気分がアガりそうです。きっとビールも進んでしまうでしょうね~(笑)
ひき肉ではなく、あえて鶏もも肉を包丁でたたいて使うのがポイントなのだとか。美味しくてポカポカの鍋のためなら、これくらいのひと手間は“へっちゃら”でしょうか?この冬、一度は試して欲しいお鍋です。
いかがでしたか? まさに、つくねは「おかず界のオールラウンドプレーヤー」と言ってもよいのかもしれません。今回紹介したレシピは、一般的な材料で作るものばかりでしたが、クックパッドではレンコンやひじき、ごぼう、大葉、軟骨などさまざまな具材をつくねに混ぜている方がたくさんいましたよ。是非、いろいろなつくねを検索してみてくださいね!(TEXT:中本タカシ/ライツ)