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インタビュー

4月は誰でも疲れやすい!?知っておきたい、春に食べるべき「疲れ取りごはん」とは?

これと言った理由はないのに、なんとなく疲れが取れない、常に疲労感があるという方のために、料理研究家で管理栄養士の関口絢子さんのが提案する「疲れ取りごはん」をご紹介します。暖かい日が増え、気持ちは盛り上がるはずなのに、体がその気持ちについていかない……。そんな方におすすめのレシピも教えていただきました。

疲れ状態は「寝起き」で把握する

――なんとなく体の調子が悪い、なかなか疲れが取れないという人は多いと思います。これは、何が原因なのでしょうか。

不調や疲れの要因はいろいろあります。その中の1つに、「ストレス」があるのですが、「ストレス」と一言で言っても、種類はいくつもあるんです。精神的なものはもちろん、その他に気温の変化、生活リズムや食生活の乱れなども、体にとってはストレスになるんです。なかなか疲れが取れないという方たちの多くは、自覚していない「ストレス」を抱えているのではないかと思います。

――慢性的に疲れている状態が当たり前になって、自分の疲れに鈍感になっている人も少なくありません。疲れていることを自覚するポイントはありますか?

寝起きのタイミングが、最も疲れの状態を把握するのに適しています。すっきり気持ち良く目が覚めて、「よく眠れた!」と思う睡眠がとれた場合は、体のコンディションが整っている証拠です。逆に、目覚めが悪い、起きた瞬間から疲労を感じる場合は体が疲れている状態です。

体には、寝ている間にしかできない仕事がたくさんあります。良い睡眠がとれていたら、その間にしっかりメンテナンスができるのですが、睡眠の質が悪いと、そのメンテナンスもうまくできず疲労がたまりやすい体になっていきます。なので、起きたときの感覚は、疲れを知る1つの目安になると思います。

春は「苦味の野菜」を摂ると良い

――関口さんの著書では、季節毎の「食べ養生」が紹介されています。その中で春の「疲れ取りごはん」としておすすめなものはなんでしょうか。

春に限らず、旬のものを食べることを意識してください。その時期に出回る野菜を食べることで、自然に体調を助けてくれます。春は、苦味の野菜を摂ると良いと言われているのですが、それは、“えぐみ”や“苦味”に、毒素を排出する成分が含まれているからなんです。菜の花や、春キャベツ、小松菜、クレソンには、特有の辛味があります。この辛味に含まれる「イソチオシアネート」という成分が、肝臓の解毒酵素を助け、体内のものを解毒してくれるんです。

――旬のものを食べることが「疲れ取り」になるのは、どのような理由からですか?

旬の食べ物には、その季節に必要な栄養素が豊富に含まれているんです。私たちの体は食べたものでできているので、不調を感じている場合は、食べものを変えることで体も変化していきます。

――春に意識したい「解毒」「デトックス」におすすめのレシピを教えてください。

おすすめしたいのが、ニラを使った万能ニラダレです。疲労回復、免疫力アップにも繋がりますよ。いつもの調味料に、スタミナ満点のニラをプラスして活用してみてください。

万能ニラダレ

材料(作りやすい分量)

ニラ…1束
ショウガ…大1片
ゴマ油…大さじ3
酢…大さじ2
しょうゆ…大さじ4
テンサイ糖…大さじ1/2

作り方

1.ニラは小口切り、ショウガは皮ごとみじん切りにして、ゴマ油で和える。
2.すべての調味料を入れてよく混ぜる。

※冷蔵保存7日