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いつものお鍋に飽きたら、新顔洋風鍋「ブイヤベース」に決まり！

2014年01月24日更新

#鍋

クックパッドニュース編集部

日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部

アツアツお鍋の登場回数が多くなるこの時期。そろそろ定番の鍋物に飽きてくるころでは？そんなときにおすすめしたいのが「ブイヤベース」。なんだか近寄りがたい料理のようですが、じつは漁師料理がルーツなのでとっても簡単！さっそくそのおいしさの魅力に迫ります。

最近、新しい海鮮料理として注目されている「ブイヤベース」。ブイヤベース味の即席スープやブイヤベース鍋用のスープも発売されるなど、魚介のおいしさを洋風に楽しむ人が増えているようです。

世界三大スープといわれる「ブイヤベース」とは？

「ブイヤベース」は南フランス・マルセイユの名物で、地中海の海の幸をたっぷり使った料理。香味野菜やハーブで風味をつけた濃厚な魚介のスープが特徴で、薄切りパン、アイオリ（にんにく風味のソース）とともにいただくのが一般的です。

もともとは、マルセイユの漁師が売り物にならない小さな魚を鍋で煮込んだのが始まり。やがてトマトやハーブが加えられたり、大きな魚を使うようになったりと変化していき、ざっくばらんな料理が洗練され、世界的に有名なフランス料理に発展したようです。そのおいしさは、なんと世界三大スープの一つにも上げられているんですよ。

マルセイユには「ブイヤベース憲章」が存在する!?

ブイヤベース発祥のマルセイユには、なんと、伝統的な作り方を規定した「ブイヤベース憲章」なるものがあるんだとか！その内容は、「魚はマルセイユ近海でとれたカサゴ、ホウボウ、マトウダイ、アンコウなどを4種類以上使う」「エビ、貝、イカ、タコは使わない」「だしをとる魚は決められた小魚を使う」などなど、細かく決められているようです。

さらに食べるときは、まずスープだけを飲み、その後、具を食べるのが正式スタイルなのだそう。本場でいただく濃厚な魚介スープの味は格別でしょうね。

本場のスタイルをおうちでもぜひ！

マルセイユのブイヤベース by キクポン

あいなめ、ほうぼう、鯛、トマト、たまねぎ、じゃがいも、フランスパン

おうちで作るなら「鍋物」感覚で楽しもう！

ブイヤベースのおいしさを気軽に味わうなら、やっぱり「鍋物」として楽しむのがいちばん！ブイヤベース憲章どおりに作らなくても、好みの魚介と具を一緒に煮れば、いつもとひと味違う鍋になります。残ったスープはリゾットにするのもおすすめですよ！

日本版ブイヤベースを楽しむならコレ！

ブイヤベース風☆うちのトマト鍋 by メルちゃんlove

好みの白身魚(鯛、タラ、アンコウなど)、殻つき海老(背ワタをとる)、鶏手羽中、アサリ(砂抜きしておく)、ウインナー、たまねぎ(薄切り)、ジャガイモ(一口大に切る)、にんじん(薄い輪切り)、パスタ(今回はファルファッレ。スパゲッティを短く折ってもＯＫ)、キャベツ(ざく切り)、キノコ(しめじ、エリンギなど)、青菜(ほうれん草、小松菜など)(５㎝くらいに切る)、オリーブオイル、にんにく(みじん切り)、白ワイン、カットトマト、水、コンソメ、砂糖、塩、乾燥ハーブ類(ローリエ、バジル、オレガノ、タイム)、こしょう