どんな料理にもマッチ◎ 魔性の「肉ネギ塩ダレ」レシピを公開

先日友人に招待されて都内の某懐石料理店に行った。

そこは、普段の僕の生活の中ではまあどう間違っても転がり込むことの出来ないお店で、フカフカの椅子に座り目の前でシェフが調理してくれた料理を出してくれて、お酒はソムリエの人がカッコよくサーブしてくれる…そんな絵に描いたような高級店だった。

出てくる料理はどれもとてつもなくおいしくて、なんかここが味の終着点…もうゴールしても良いよね？くらいの気分にさせてくれた。

その中でもとてつもなく美味かったのが小さな茶碗に入ったご飯ものだった。

白米の上に見た事ないくらい綺麗にサシが入った生肉のユッケが乗り、これでもかと言うほどキャビアをかけてくれる世紀末みたいな料理だった。

あの茶碗のなかには人を惹きつけるパワーがあった。年末の紅白で小林幸子がバカでかい衣装を着て歌ってるくらいにラスボス感も漂っていた。この時ラスボスを口にした僕の脳味噌は美味いと同時にある考えに至った。

『何かわからないけどこの美味いタレをもっとジャブジャブぶっかけてくれ！！！！！！』

そうタレ。

肉もきっと最上級のものだし、もちろんキャビアもそうなのだろう。素材の味を最大限活かしつつ的な事があるんだろう。

ただ、かかっていたタレが抜群に美味い！！

こんなにタレが美味いんだから、もっとぶっかけてくれれば良いのにと思っていたので、僕の脳味噌は余りの美味さにバグっていたのでしょう。

そうタレです。タレなんです。私タレ大好きなのです。

でもみんなも好きでしょうタレ？
みんなもぶっかけたいでしょう？
あのタレも美味いしこのタレも美味い。
みんなの心の中にもこれさえかけとけば最強というタレがきっとあるはず。

焼肉のタレ美味いでしょ？焼きたての肉をどっぷり浸して白飯にワンバンさせたいでしょうよ。
串カツは2度漬け禁止だからねーって言ってみんなどっぷりソース浸すじゃない。
海老フライにだってタルタルソースぶっかけて熱々サクサクとひんやりタルタルのコントラスト味わいたいでしょ？つゆだってそうよ。蕎麦はつゆに3分の1だけつけて食べる？どっぷりするでしょ普通に。

色んなタレがある中であまり語られないけど、言われてみればあのタレ美味いよねというタレがあるのです。

中華屋で出てくる蒸し鶏にかかってるネギ塩的なあのタレ。

あのタレ美味いんだ。

ネギの風味と甘味にごま油の香ばしさが口の中に広がって、もう堪らないですあのタレは。食べ終わった皿に残ったタレがもったいないから一緒に頼んだ餃子にかけて食べたりね。

あのタレなんてかければかけるだけ美味いんだからもっとぶっかけてくれと何度思ったことか。でもあれだけ美味いけど、もっとブラッシュアップしてより「タレの高み」を目指せるんじゃないだろうか・・・。

【ぶっかけ肉ネギ塩ダレ】

もうかければかけるほど良い極旨タレ。風味、甘味、酸味、旨味、色々な要素がバランスよく噛み合って良いタレに仕上がっている。やっぱりタレは美味い。もうみんな結局はタレが好きなんだからカッコつけないでもっとぶっかけていこう。

肉にも！

サラダのドレッシングがわりにも！

【カッコつけないでぶっかけよう運動】 あと最後に、色んなタレがあるけど日本人て結局卵かけごはんに合うタレが好きよねということを声高に言いたいタレぶっかけ派閥からの主張でした。

料理と笑いで天下を目指す男性ピン芸人。
埼玉県東松山市出身。東松山のやきとりを愛し、東松山市親善大使「東松山市應援團」の一員。食品衛生責任者の資格を持ち、クックパッドには1000以上のレシピをアップしている。日本テレビ系列『ウチのガヤがすみません！』などに出演。

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