先日配信した「肉めんのキラーメニューとなるか?「だし玉肉うどん」を食べてみた!」というニュース。ボリュームたっぷりのこの肉めんは、いったいどのような思いから生まれたのでしょうか。
丸亀製麺が5月下旬までの期間限定で販売を開始した「だし玉肉うどん」。今までにも数々のヒットメニューにノックアウトされてきた筆者が、いったいどのようにこのボリューミーなうどんが生まれてくるのか、丸亀製麺に直接聞いてみました。
答えてくれたのは、丸亀製麺を運営する株式会社トリドール、広報・PR課の深堀さん。
ー 次々と発表する期間限定メニューは実際にヒットしているのでしょうか。
「通常のフェア商品であれば、10人に1人の割合で食べていただけますが、昨年の肉盛りうどんに関して言えば、5人に1人の方が食べたというデータがでています。実際に期間中に販売数が400万食を超える大ヒットメニュー。月ごとの売り上げデータをみても、「肉盛りうどん」の販売を開始した8月は115.7%(前年同月比)を達成しました。続いて販売開始となった「タル鶏天ぶっかけうどん」もご好評いただき、10月は116.4%となりました」
ー どのような背景でこのボリューム系メニューがうまれたのでしょうか。
「あくまでもお客様にとって満足度の高い商品は何かを重視し、『おいしいものを安くお腹いっぱい召し上がっていただきたい』という思いから、このメニューが誕生しました。ボリュームがあるため、男性をターゲットにしているように思われがちですが、郊外の路面店では主婦の方や家族連れなど、全世代に楽しんでいただけました。また、昨年の大ヒットをうけて販売を開始した新メニュー「だし玉肉うどん」も世代を問わず皆さんに楽しんでいただけるメニューになったと自信をもっております」
メニュー誕生の裏側にあったのは、「手ごろな価格でありながら、おいしいものをお腹いっぱい食べてもらいたい」というシンプルな思いでした。世の中のお母さんたちもいつも同じ思いで料理をつくっていますよね。まるで、母親のような丸亀製麺の愛情から生まれた「だし玉肉うどん」。2015年もボリュームも愛情もたっぷりの肉うどんがヒットする予感がします。