寒〜い冬。防寒や手洗い、うがいなど気をつけているのに、風邪をひきやすかったり、疲れがいつまでもとれなかったりなどしていませんか?もしかしたら免疫力が低下しているかも?そこで注目なのが腸内環境を整えて免疫力アップ効果のあるヨーグルト。毎日の習慣で冬の不調に負けない体づくりを心がけましょう。
「体調を崩しやすい」「なかなか疲れがとれない」などなど、冬になると、体の不調を感じやすいという人は多いのでは?特に「しっかり予防をしているのに」という人は、免疫力が低下している可能性があります。
免疫力とはいろいろな不調の元になる要因から体を守る力のこと。免疫力が正常に働いていれば、病気にもかかりにくくなるといわれています。また、病気になったとしても早くなおせるように力を貸してくれるのも免疫力。免疫力は加齢によっても低下していきますが、最近注目されているのが、腸内環境との関係。
腸内にはさまざまな細菌がいて、善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3種類に分類されますが、この悪玉菌が増加して腸内環境が悪化すると、免疫力も低下します。そして、この環境を変える救世主となるのが、善玉菌なのです。
「悪玉をやっつけて善玉を増やす!」なんだか時代劇みたいですね。善玉菌を増やすためには体に上手に摂りいれること。一番身近なのは善玉菌の代表格・乳酸菌です。乳酸菌を効果的に摂れる食品の代表格といえば、すでに「腸にいい」と知られているヨーグルト。最近ではいろいろな機能性ヨーグルトが増え、健康食品としてもますます注目されています。
ヨーグルトをただ食べればいい、というわけではありません。
ヨーグルトの乳酸菌には腸内に定着しにくいものもあるため、毎日食べていないと環境をキープできないといわれています。とはいえ、寒い冬。冷たいヨーグルトを毎日食べるのは抵抗がある、と感じる人も多いのではありませんか?
そんなときにおすすめなのがヨーグルトを料理に取り入れるテク。クックパッドにもさまざまなヨーグルトレシピがあります。効果的な摂取のためにチェックしてみてはいかがでしょう?
乳酸菌は加熱すると死滅しやすいため「温めると効果がなくなる」といわれてきましたが、最近では、死滅したあとでもその成分が免疫調整する力を腸内に残すということがわかってきたようです。これなら、料理にもどんどん取り入れられそうですよね。さらに、冬にぴったりのこんなレシピも。
腸内環境をととのえて免疫力をアップするなら、とにかく習慣にすることが大事。薬に頼らず、体本来のパワーで、冬の不調を撃退しましょう!(TEXT:田久晶子)